こんにちは。

 

社労士試験は「難関試験」と言われていますが、果たしてそうなんでしょうか。

これは私にとって長年の疑問でした。

 

世間で言われている資格試験の「難関」を測る尺度にはいろいろありそうですが、➀問題の難しさ➁合格までにかかる時間③合格率などが思い浮かびます。

 

司法試験なら①②が該当しそうですし、税理士なら②③が当てはまりそうです。


この中で言えば社労士は③の「合格率」が「難関」と言われる主な理由になっていそうです。

 

⚫︎合格率の都市伝説

この「合格率」が毎年上がり下がりを繰り返すということがささやかれています。

これが第3の「都市伝説」です。

 

過去10年間の「合格率」をおさらいしてみます。


▸平成25年:5.4%

▸26年:9.3%↑

▸27年:2.6%↓

▸28年:4.4%↑

▸29年:6.8%

▸30年:6.3%↓

▸令和元:6.6%↑

▸2年:6.4%↓

▸3年:7.9%↑

▸4年:5.3%↓


というふうになっています。

 

ここからは、❶2.6%から9.3%という広い範囲で推移していること ❷10年のうち29年を除いては、毎年上がり下がりを繰り返していることが分かります。


しかも、例外となった29年は、2.6%と極端に下がった27年の後の揺り戻しの期間だったということも見逃してはいけません。

 

⚫︎果たして今年はどうなるのか

これが単なる偶然なのか、あるいは出題者または試験管理者の何らかの意向が働いているものなのかは分かりません。

 

ただ想定の域は超えませんが、10年間平均の6.1%あたりを中心として、上下を繰り返すメカニズムが働いているような気がします。

 

ちなみに、よく比較される行政書士試験の「合格率」は、過去10年間平均で11.5%ですが、社労士試験ような顕著な傾向は見られません。

 

そうなると、昨年5.3%となった合格率は、今年は6.1%を目安に「持ち直す」というのが過去の歴史から想定されますが、これだけは蓋を開けてみないと分かりません。


果たしてそうなるのか、注目したいと思います。
 

今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。