こんにちは。

前回は今年の社労士試験の話題でしたが、今回は「もう一つの社労士試験」(と勝手に呼んでいる)特定社労士試験に関してになります。


正式には「紛争解決手続代理業務試験」という長い名前になるのですが、社労士のなかには次に目指すべき試験として考えている人がたくさんいます。


⚫︎明らかになった特別研修の日程等

先日、社労士会連合会のホームページに、今年度の「予告」と称するお知らせが掲載され、日程、特別研修の内容等が明らかになりました。


ほぼ前回を踏襲しているようで、今回は「中央発信講義」が9月1日に始まり、「グループ研修」を経て、「ゼミナール」が終了する11月25日午後に試験が行われる予定となっています。


約3か月にわたる長期戦で、しかも「グループ研修」や「ゼミナール」の会場は全国で7つしかなく、会場から離れている人は移動も大変です。


昨年受験した時の同じグループのなかには、毎朝新幹線で通ってくる人もいて、経済的にも肉体的にもタフさが求められる研修です。


⚫︎受講を薦める理由

これを受けるかどうかは考え方次第ですが、日常業務に関連するかどうかは別にして、この研修自体はとても濃い中身で、個人的にはオススメです。


その理由は以前のブログでも触れましたが、この研修では通常の社労士学習では得られない、深みのある知識と経験が得られると思っています。


例えば、民法に関する知識、判例を読み解く力、法的根拠に基づく議論の経験、倫理を尊重するマインドなどを養えるようになっています。


今振り返ると、準備などで苦労したところもありましたが、研修を通じて得られたことの方が多かったと思っています。


少しでも興味のある人は、できれば今年、今年が無理なら近い将来に、特に若いうちに、受講されることをお薦めしたいと思っています。


私自身の経験から、この研修や試験の形式は、はっきり言って、若い世代の方に向いています。


既に「申込要領」の請求がオンラインでできるようになっています。


「受講申込」もオンラインでできるようになるかどうかを密かに注目しているのですが、「申込要領」をまだ見ていないので分かりません。


今回もお付き合いいただきありがとうございました。次回の更新でお会いできたら嬉しいです。