こんにちは。


今年は9月から特定社労士試験の準備があったこともあり、秋を楽しむ心のゆとりがなかったような気がします。


いつもであれば、どこそこの紅葉が見頃だとか、今年の色づきは余りよくないとか、銀杏を拾いに公園に行こうかとか...


そんな秋らしい会話や行動があるのですが、今年に限ってはそんなことを考える余裕もなく、月日が過ぎていったような気がします。


かつて社労士試験の受験準備をしていた時は、試験日が決まっているだけで、それ以外は自分のペースでできたのですが、今回はそうもいきません。


共通の研修日程が決まっていますので、それに合わせて自分の予定を組まざるを得ないのです。


秋は一年の中でも、特に感傷に浸ることの多い季節。明るく解放的な夏と、暗く閉鎖的な冬の間にあり、心が微妙に揺れ動くときなのかもしれません。


日本ではこれを「もののあはれ」という言葉で言い表してきました。


誰もが一度は聞いた「百人一首」の和歌に、

「寂しさに 宿を立ち出でて 眺むれば

 いづこも同じ 秋の夕暮れ」(良暹法師)

というのがあります。


いにしえの人は「秋の夕暮れ」に特別な情緒を感じてようで、多くの歌が詠まれています。


また、清少納言が著した「枕草子」にも、

秋は夕暮れ、夕日のさして山の端いと近うなりたるに...あはれなり」と綴られています。


そして11月26日、試験が終わりました。


試験を終え、家路に就くときに見た「秋の夕暮れ」に、もの寂しく、あはれな情感を重ね合わせたのは私だけだったのでしょうか。


今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。


 


京都駅ビル大階段第2弾!