こんにちは。


今年も敬老の日が近づいてきました。


かつては9月15日だったことを覚えている人も多いと思いますが、私も頭の中では未だに15日こそが敬老の日というイメージが残っています。


この時期になると100歳以上が何人だとか、どこが長寿県なのかとか、最年長者は誰なのかといった「長寿ネタ」が欠かせません。


私が住んでいる自治体の広報誌では、毎年、100歳(百寿)を迎える人の氏名が載ります。


「長寿リスト」のほとんど(9割ほど)は女性で、男性はその中に飛び飛びに遠慮がちに載っている感じがします。


この男女比は、普段街かどを歩いている時の印象と同じで、元気に歩いている高齢者はほぼ間違いなく女性です。


男性はどこでどうしているのでしょうか。

これから高齢者になる者として寂しい限りです。


このリストにある人は、1922(大正11)年4月から翌年3月までに生まれた人で、大正・昭和・平成・令和の4つの時代を生きてきた人です。


青年期に戦争を経験し、今の日本経済の再興から繁栄を支えてきてくれた世代です。


その後に生まれてきた立場からすると感謝の言葉しかありません。


リストを見て思うのは、「○男・○子」といった古典的な名前(ファーストネーム)が目立つことです。


ほかにも女性では、「カツ」「トラ」「こう」「はる」という、超古典的な名前も見られます。


今のキラキラネームとはまた異なった趣きのある名前で、ここになってこうした古典的な名前が静かなブームになっているらしいです。


キラキラネームの子どもたちがこのリストに載ることを考えるとそれはそれで楽しいですが、もしかしたらその頃は100歳では多すぎて、130歳くらいになっているかもしれませんね。


私もこのリストに載るよう、精進したいと思っています。


今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。


 


秋空に列をなして飛んでいるのは?