こんにちは。


職場のハラスメント対策は働きやすい職場づくりのために重要です。


この時ハラスメントがメンタルヘルスに与える影響が大きいことにも注目しなければいけません。


法制度が整い、職員の意識が随分変わってきたとはいえ、現場での対応はこれからというのが現状ではないでしょうか。


私自身これまで何度かハラスメントが生み出したメンタルヘルスの問題に直面してきました。


そのうちの一つが、「新採女性職員」と「先輩女性職員」の事例です。


【事例1】

・2人には10歳以上の年齢差があり、新採職員が配置された時から仕事面での面倒を見ていました。


・ある日、新採職員が先輩職員に自分の文書を見てもらおうとしたところ、叱責の言葉と一緒に、その文書を投げ返されたというのです。


・これがパワハラに当たるということで、本人が相談窓口に訴えたのですが「指導の一環のはずだから少し様子を見たら」となだめられたようです。


・その後も先輩職員の態度が変わらないと訴え、欠勤するようになり、「適応障害」と記載された医師診断書が郵送されてきました。


・その頃2人を指導監督する地位にいた私は、同僚から2人の様子を聞いたり、当事者にヒアリングを試みたりしました。


・先輩職員は通常の指導の範囲内だと主張、新採職員は面談や主治医への相談も全部拒否という状態でした。


・そのうち、外部から「新採職員が夜間繁華街を出歩いている」との通報が入り、探し回りましたが姿を確認することはできませんでした。


・それから1年ほど経って、突然退職願が提出されました。結局、本人から話を聞くことはかないませんでした。


新採職員が自ら自分を追い込んでいったような事例でしたが、私としても何かすることができたのではないかと悔やんでいます。


今でも時々その時のことを考えたりしますが、どうすればよかったのか正解は見い出せていません。


ただ、仕事や職場に関する「意識のギャップ」があったことだけは確かで、新採職員のメンタルを理解しようという視点が欠けていたのは事実です。



今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。



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