こんにちは。
前回までに社労士試験の当日に「最高の状態」に持っていくために大切なことを「心身面」と「学習面」の2つの面から触れました。
今回はその2つの根底になる「環境面」についてまとめてみます。
この3つがうまく噛み合えば、試験を受けるにふさわしい「最高の状態」が整うのではないかと思っています。
もっともこれは私自身の経験から今感じていることで、受験当時はそんなことをじっくり考える余裕もなく、ただひたすら前のめりだった気がします。
そういう意味で「ああそんなこともあるんだなあ」程度のこととして見てもらったらと思います。
さて「環境面」で大切な3つのことです。
1つ目は「周囲の理解と協力」を得ることです。
これまでも家族や友人・知人、職場の同僚など自分の周りの人たちに理解と協力をしてもらいながら学習を続けてきたと思います。
これからの2か月間はこれまでと同様、もしかしたらそれ以上に周りの人にいろんな意味でお世話になることになります。
特に小さな子どもがいる人は、夏休みとの両立に頭を悩ませていることでしょう。
試験は8月28日。それが終わってから「遅めの夏(秋)休み」という手もあります。
それまでの感謝の気持ちを込めて、今から日程と行き先を決め予約しておくと、安心してもらえる可能性が高まりそうです。
2つ目は「ほどほどのスケジュール管理」です。
これまでがそうであったように、これからの2か月も過ぎてしまえばあっという間です。
この間になすべきことを箇条書きにし、あらあらでよいのでスケジュールを立てておくことです。
模擬試験をこれから受ける人は、それを中心に計画していくのも効率的かもしれません。
もちろん仕事の手配も今のうちに着手するとよいかもしれません。試験の前後に年休を取るなら早めに宣言しておきたいです。
3つ目は「試験当日に向けた準備のイメージ」です。
2か月なので細かい準備はそれほど気にしなくてもよいかもしれませんが、やらなくてはいけないことを今からイメージしておくようにしたいです。
特に受験経験者は前回のことを振り返り、足らなかったもののリストアップをしておきたいです。
こうしておくと、直前になってもバタバタすることなく、学習に集中することができます。
ちなみに私は、この時期に当日持参する「お守り」を準備しておきました。
心が落ち着いた気がしました。
ここまで3回にわたってまとめてきました。
この2か月をどう過ごすかは受験者次第。
後日振り返ったとき、「あんなこともしておいたらよかったのに」と悔いることのないようにしたいです。
今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。
街かどスケッチ 第22景
重厚な雰囲気がする大正時代の建築の室内。