こんにちは。

社労士試験の申込が終わり、少しホッとした人、昨年からの挽回を期している人、淡々と学習を継続している人、いろいろだと思います。


なかでも、昨年(一昨年やそれ以前も)無念な思いをして頑張ってきた学習者にとっては、これからの追い込みの重要性が分かっているだけに、一層気を引き締めていることでしょう。


社労士試験の特徴として、複数回受験者の割合が高いことがあると思います。


きちんとしたデータはありませんが、肌感覚では半数くらいはそうではないかと推察します。


さらに、これもデータはありませんが、複数回受験者者のうち半数くらいは3回以上ではないでしょうか。


受験回数を重ねるほど合格が難しくなる試験もありますが、社労士試験についてはそれはないと思います。


地道に学習を重ねれば、合格の「番」はきっと巡ってくる試験なのです。


もちろん、一定の合格ラインにいることは必要ですが、そこまで実力が備われば、合格のチャンスは等しく与えられています。


中には合格率7%の難関試験なのにそんなことが言えるのかという人もいるかもしれません。


ただ冷静に見れば7%の意味が見えてきます。


毎年の受験申込者(約5万人)のうち、受験者は3.8万人くらい。その半分程度(約2万人)はいわゆる「記念受験組」と言われています。


残り(約2万人)のうち、合格ラインにある人は大手予備校の模擬試験受験者数などから推測すると、合格者の2倍程度(約5千人)くらいです。


「実質的合格率」約50%ということです。


毎年、合格ラインにある人のうち、試験日の体調や試験問題(特に選択式)との相性がうまく合った人から半分くらいが合格していることになります。


残り半分は翌年の試験に回って、そこでうまく合えば次の合格の「番」が巡ってくるのです。


合格率50%ですから、受験し続ければそのうち自分の「番」が必ずやってきます。


他の試験でも同様のことはあるかと思いますが、厄介な試験問題と足切りが落とし穴である社労士試験では、こうした傾向が強いように思います。


合格ラインに乗っていれば、そのうちピタリと合う回が必ず訪れて合格できるというのが、この試験ではないでしょうか。


私自身も4回目にそれが巡ってきました。


以上、あくまで個人的見解過ぎませんが、そう外れてはいないような気がします。


大切なのは、どうして何回受けても受からないのだろうと悲観するのではなく、合格ラインに乗せ、それをキープする日々の学習を怠らないことです。


今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。



何げない日常から その26


近くの河原でまた子鹿を見つけました。