こんにちは。

社労士学習では、どこまで掘り下げて受験に臨んだらよいのか、迷ってしまうことがあります。


基本書と過去問を完璧にこなしたとしても、実際の試験では「こんなん、見たこともない」という「初見」の問題に必ず出くわすからです。


試験を受けて「初見」が全くなかったという人はまずはいないだろうと思います。


この「初見」をどこまで意識して準備するかはとても悩ましい、古くて新しい難題ですが、多くの講師の先生は「意識しなくてよい」と言っています。


ある人に「初見」の問題は多くの人にとってもそうである可能性が高いからで、そんなのを追っかけるのは時間の無駄、タイパが低いとなるのです。


そのことに異議を唱える気はありません。


ただ、受験まではそれでよいのですが、いざ実務となると、そう言ってはおられません。


実務では、法令には書かれていない細かい中身が「通達」として膨大な量出されていますので、それに従って手続きが進められます。


いわゆる「解釈例規」というやつです。

「通達行政」と揶揄されることもありますが、業界のルールに従うのが業界の定めです。


実は「初見」の問題は、この「解釈例規」の中からつまみ食いして出されるケースが多いようです。


そんな膨大な量の「通達」自体を受験のため学習することは必要ありません。


そのエッセンスは「基本書」の細かい字や欄外の注などに書かれていることが多いからです。


そういう意味で、浮気はせずに、これと決めた「基本書」を隅から隅まで読み込むのが、賢い学習法だと言うことができます。


とは言え「初見」の問題は厄介です。これに出会うと何とかとっかかりを見つけて正解したいとつい欲が出て、余計な時間をかけてしまいます。


そんな時には、思い切ってその問いを「捨てる勇気」を持ちたいものです。


言葉で言うのは簡単ですが、これだけは分かっていても心が動いてしまいます。

冷静に自分に言い聞かせるしかありません。


今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。



何げない日常から その17


毎年この時期から咲き始めるハイビスカス。