こんにちは。
2月16日にスマホで手続きした所得税の確定申告で、3月8日には還付金が銀行口座に入金されてきました。
いつも素早い対応でこれだけは感激します。
戻ってきたのは「寄附金控除」によるもので、47,000円の寄附に対して、18,318円の還付。
還付率は約4割になります。
これを多いと見るか、少ないと見るか、人それぞれでしょう。
しかし、こうした控除がもっと拡充され、広く周知されることで、寄附という行為が拡がっていくようになればと思っています。
今や手軽となったクラウドファンディング(CF)にも寄附先によって控除対象となるもの、ならないものがありますが、これも拡充してほしいですね。
⚫︎年末調整を確定申告に一本化したら
この時期に還付金を受け取って思うのは、給与所得者の「年末調整」を改め、個人事業主と同じように確定申告でやるようにしたらということです。
今やe-Taxでスマホを使えば、サラリーマンなら誰でもう手軽に申告できる環境が整いました。
そうならば、会社の給与担当者泣かせの面倒な「年末調整」から解放させてあげた方がよいのではないかと思います。
扶養家族の生年月日や所得状況などを担当者に知られたくない人もいますし、知りたくない担当者もいますので、どちらにもメリットがあります。
そして何より、自分の税金は自身で申告し、必要な還付手続きも自分で行うという「納税意識」が高まることにもつながります。
⚫︎特定支出控除も使いやすくして
その時に是非拡充してほしいのが、今でも給与所得者に認められている「特定支出控除」です。
通勤費や資格取得費、図書購入費、衣服費などが対象となりますが、給与所得控除額の1/2を超える額しか対象とならず、ハードルはかなり高いです。
少しでもハードルを下げてもらうとこの控除が普通に使えるようになり、ひいては確定申告による還付請求が一気に定着すると思うのですが...
個人的には、資格取得費と図書購入費は全額認めてほしいですね。
今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。
もう1つの旅の楽しみ vol.50(終)
マンホールシリーズの締めはまる子(静岡市)