こんにちは。


今回は社労士の話から少しそれます。


自然災害やパンデミックは、人々の生活を一変させてしまいますが、その過程では社会のシステムに大きな変革を与えるきっかけにもなります。


少し前から振り返ってみると、阪神大震災では、被災地で支援に当たるボランティア活動が活発化し、後のNPO法制定につながりました。


また、東日本大震災では、被災地復興を金銭面で支援するクラウドファンディングが普及し、思いついた時に気軽に寄附する文化が育ちました。


そして、今回のコロナ禍でも新たな変化の兆しを感じることができます。


個人的に注目しているのは2つのことです。

1つは、働き方に大きな変化が生まれつつあること。


リモートワークや在宅勤務が広がり、都市部で大きな事務スペースを持っていた企業が、規模を縮小したり、地方に拠点を移す動きが出ています。


ギグワークや副業・兼業といった新しい働き方も一気に定着し、社労士学習で言えば、労災法などの改正にもつながりました。


もう1つは、多様性マイノリティに関する意識の変化が出始めていること。


代表的な例は「手話通訳」です。


コロナ禍までは限られた場面でしか準備されなかったものが、今や公的な場面では手話通訳者にお願いするのが、当たり前のようになりました。


知事や市長の記者会見の場に手話通訳者が一緒に登場しているところを見たことがあると思います。


AI(人工知能)を使い手話を日本語に翻訳する技術の実用化を進めているという報道もあります。


パラリンピックの開催もあり「誰一人取り残さない」という考えを強くした人も多いと思います。


こうした動きは、一時的なものにとどまらず、これからのトレンドになるでしょうし、また、そうなることを期待しています。


やはり人間は優れた対応力を持ち、災害やパンデミックの苦難の時期にも、社会を変革し、次の時代につなげていく「遺産」を残してきました。


コロナ禍を克服した時、新たな「遺産」が私たちの暮らしをどのように豊かにしてくれるのでしょうか。



今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスください。



記憶に残るあの日・あの場所


2011年11月 旅順(中国)🇨🇳
「203高地は200mくらいの低い山で、歩いて登ることができます。ここで、教科書にも載っている日露戦争の激しい闘いが行われたことは想像しにくいです。」