こんにちは。


例年ならこの時期は、北海道を除く地域はほぼ梅雨入りしていますが、今年は様相が異なります。


私の住む関西は、6月6日頃が平年の梅雨入りとされていますが、今年は5月16日頃で、統計上最も早くなりました。 


関東・甲信は、6月7日頃が平年ですが、今年はまだまだその気配はないようです。


もともと「梅雨入り宣言」は、大雨による災害の危険性を喚起するためのもので、それほど厳格なものではないようです。


そのため、梅雨入りの日付も「頃」が付いていますし、語尾も「見られます」とあいまいな言い方になっています。


もしかしたら「早過ぎ(フライング)」かもと思っていた今年の梅雨入り宣言でしたが、「防災のため」と言われれば、納得が行きます。


「梅雨」は「梅の実が熟する時期の雨」という意味ですが、この時期の雨は、昔の農家にとっては恵みの雨だったようです。


梅の産地・紀州和歌山では、6月6日を「梅の日」に制定し、その振興に努めています。


少雨で田植えができず苦しんでいた、当時の後奈良天皇が賀茂神社に梅を奉納したところ、雨の恵みがあったとされるのがこの日ということです。


それにあやかり我が家では、毎年紀州の梅を使った「梅酒づくり」にいそしんでいます。


今年も「梅の日」に合わせて仕込みに入りました。


もっとも、私は材料の買い出しだけですが。


こだわりは「化学肥料を使わない」梅を使うこと。


別に自然主義者でも何でもありませんが、長く漬け込んでおくものだけに、安全な食材の方が身体への負担が少ないと思ってのことです。


近所の自然食品店で、リキュールや氷砂糖がセットになったものを買ってきて、レシピを見て作るだけなので、初心者でも手軽にできます。


これから数ヶ月、じっくり寝かせて、この秋には美味しい梅酒を楽しみたいと思っています。


その頃には、誰かと一緒に楽しめるような社会情勢になっているといいですよね。



今回もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。次回もまたアクセスしてください。



開業カウントダウン〈2022.4.1まで236日〉

「開業してからも法改正はチェックしなくてはならないので、結構大変ですよね。」


記憶に残るあの日・あの場所

2019年5月  カウナス(リトアニア)🇱🇹

「カウナス駅にある杉原千畝さんのレリーフ。現地で彼の功績をどれだけ讃えられているかが、よく伺えます。」