こんにちは。


今日11月23日は勤労感謝の日。

仕事をしている人たちの日頃の労苦に

感謝の気持ちを表す日です。


もともとは「新嘗祭」と言ってその年の

収穫に感謝するため、神様に新しい穀物を

捧げる「祭日」だったのですが、戦後に、

GHQにより廃止され、現在の「祝日」と

なったもので、今一つ趣旨が伝わらないと

感じています。


国民としては、休みであれば経過や理由は

どうでもいいというのが本音でしょうが、

祝日の中でも、趣旨が理解しにくい日の 

一つだと思っています。


社労士になろうとする立場からすると、

働く人たちの労働条件が守られているか、

年次有給休暇は十分取得できているか、

育児休暇、介護休暇は取れているかなど、

改めて確認してもらう契機となる日に

なればと思っています。


社労士の受験者に関するデータは、

合格者の年齢、職業、男女別構成比が、

厚生労働省のホームページに掲載されて

いますが、それによると、職業別では、 

⚫︎会社員 58.4%

⚫︎公務員 8.1%

⚫︎自営業 4.8%

⚫︎団体職員 4.0% となっており、


また、年齢別では、

⚫︎40歳代 30.1%

⚫︎50歳代 18.7%

⚫︎60歳代 8.8% であり、


社労士試験は現場の第一線で奮闘する

勤労者の試験であることがわかります。


ほとんどが毎月の給料から学習に必要な

費用を捻出し、やり繰りに苦労しながら、 

それぞれの学習スタイルで日々学習に

励んでいるのです。


私の場合は、二人の子どもの教育費は

もう必要ではなかったものの、住宅や

車のローンを抱えての受験でしたので、

学習費用にかけられる費用には限界が

ありました。


ただ、合格を余り急いでいた訳では

なく時間的余裕はありましたので、

独学中心でいくことを決めました。


そこで、経済的方針として立てたのが、

3つのEでした。

⚫︎Economy  節約して経費最小

⚫︎Ecology  最小限の教材で環境配慮

⚫︎Efficiency  省力化による効率優先


簡単に言えば、余りお金はかけないで、

やり方を工夫して最大の効果を上げよう

という結構欲張りな作戦です。


具体的には、

⚫︎タダのものは何でも使うということで

ネットや受験予備校の無料模試などの

素材はフルに使う。


⚫︎基本書、過去問題集は2年間くらいは

法改正を別の方法でフォローできるので、

改めて買い足さない。


⚫︎メルカリなどを利用して、古くなった

問題集、模擬試験問題などを入手する。


などなど、種々の工夫を重ねました。


余りお薦めできない方法ですが、

学習費用をかけられない人にとっては、

参考になるところもあるかと思います。


ただ、最初から一発合格を目指す方は、

受験予備校の通学か通信が不可欠だと

思います。

プロの教授方法はやはり違います。


ということで、合格するまでの4年間の

「受験家計簿」を次回から書き記して

いきたいと思います。


最後までお付き合いただき、ありがとう

ございました。 

またアクセスしてください。


〈今日の旅の1枚〉

2015年7月 台南(台湾)

「レトロなエレベーターの階数表示でした」