ごくごく自然な形で愛するひとのこどもを授かり

ごくごく自然な形で愛するひとのこどもは天へと還った・・・。




このたび9週目にして初期流産しました。



本来であれば今頃は入院、そして明日流産手術(子宮内容除去術)を受けるはずでした。

でも、そうはならなかった。




乙女座の満月に見守られながら、わたしは小さな小さなお産をしました。

自然流産(完全流産)が起こったのです。



お腹の赤ちゃんがわたしを傷つけないよう、最大限の配慮をもって優しく優しく自分で出てくれました。



しかも赤ちゃんがギリギリのところで胎内に踏みとどまってくれていたおかげで、翌朝手術のために必要な採血をしに行った際に先生がすぐに赤ちゃんを見つけて取り出してくださり、わたしはお腹の赤ちゃんと対面することができました。



手術の必要はなくなったので、採血の必要もなくなりました。



母体を傷めぬよう、穏やかに優しく、痛みもダメージも最小限に抑えてくれたのだなぁ・・・。



その上帝王切開しかしたことのないわたしに、下から産む体験までさせてくれて。



ありがとう。

わたしたちの子としてお腹にやってきてくれて。





でも・・・

できることなら元気に産んであげたかった。



旦那さんのこどもを無事に産み、旦那さんに抱っこをさせてあげたかった。

旦那さんに「お父さん」の体験をさせてあげたかった・・・。




妊娠の途中で赤ちゃんが順調に育っていないことを知り、これは「天の領域」のことだからどうにもならないと分かりつつ



それでも

「できることならわたしの寿命を縮めて赤ちゃんを生かしてください」

と神さまにお祈りしたけれど・・・やっぱり聞き入れてはもらえなかったな。



妊娠初期の流産は「自然淘汰」

つまり宇宙の意志であり、お腹の赤ちゃんの意思でもあるからね。




宇宙は完璧

起こる出来事はすべてパーフェクト

終わりは始まり

大きな手放しは新しい何かがやってくるためのスペース作り


経験上、それはよくよく分かってる。



でも「我が子を失った母の悲しみ」は、それとはまた別物だよね。




妊婦さんの15%は流産を経験するという。

15%って意外と高い確率だ。

6,7人に1人の割合?



わたしのごく身近でも経験している女性は意外と多い。



わたしが知らないだけでこんなに多くの女性がこの痛みや辛さを味わっていたとは・・・。


この痛みを、他人事でなく自分の痛みとして知れたのは本当に良かった。



流産はわたしだけじゃなかった。

命は簡単には生まれない。



こどもを「作る」という表現を時折見かけるけれど、わたしはその言葉に激しい違和感を覚えます。



だって

こどもは「作る」もんじゃないもの。

「授かって」「お預かり」するものだ。





命の尊さを通じて、繰り返し繰り返し宇宙から教わる。



謙虚であるように

サレンダーするようにと。





あの子と一緒に古いわたしも完全に死にました。

宇宙はわたしにこのような形で「変容」を促した。



わたしは ただ 受け入れます。

抵抗すればするほど苦しさは増すだけ。


自分を否定しても誰も幸せにはなれない。



だから

悲しみを癒やしながら乗り超えていきます。



新生・内藤亜弥としてまた生き直す機会を頂いたのだと。。。



宇宙の、赤ちゃんからのギフトを大切に抱きしめながら、また前に進んでいきます。



そして「終わりの後には再生がある」ことを、わたしはもう一度この身をもって知ります。




だから

今だけは泣かせてね。




あいくんへ



ママはね
あなたのことをとても愛していたよ。

そしてこれからも愛し続けるからね。

またパパとママのところに来たいと思ってくれたら、その時はまたいつでもお腹に来てね。

短い間だったけど、あなたのおかげでわたしたちは幸せでした。


あいくん

ありがとう。





最後に。

同じように流産や死産を体験したパパとママへ、この動画を送ります。

せめてもの心の慰めとなりますように。









「わたしの流産シリーズその②」はこちらから読めますので、良かったら。

流産した赤ちゃんが教えてくれた大切なこと




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