なんだかんだと考えていたら、めちゃくちゃ不安になってしまった。
食欲も落ちた…
せっかく彼に会いにいったのになんだか話す気力も無く。
悪いことしちゃったな…
眠かったってのもあったんだけど(汗)


少し前からゲーム内で、彼の後輩の何人かと遊ぶことがあります。
もちろん私は彼の彼女だなんて言えないので、ただの知り合いとしてふるまっていますが…
よくよく考えると、すごい進歩ですよね…?
ゲーム内の世界でとはいえ、彼の後輩と話をすることが出来ているなんて。

昨日、初めて後輩の一人とふたりきりで話すことがありました。
1時間位話してたカナ?彼の会社での様子とか。少しだけ聞いちゃった☆
そして、彼のとてもいい先輩っぷりのお話とかも聞けてなんだか嬉しかったです。

話の中で気になったのは…

実は今度、彼は交代制の勤務に変わるんです。
1週間起きに勤務時間が変わるっていう2交代制。
なぜそういう勤務に変わるのかは彼の口からもはっきり聞いてない(言わない)し、後輩の彼も知らないようすだったのですが…

後輩によると、今の勤務時間よりほんのちょっとだけですが手当がついて給料が良いそうなのです。
それ聞いて…もしかして、って思ってしまった。
考えすぎかな…?

それから、
彼の会社は本当に給料が少ないらしく、「結婚してやっていけなくて辞める人がいっぱいいます。共働きとかも多いみたいです」って言ってたの。
うーむ。
別に裕福な生活がしたくて彼と一緒になりたいわけじゃないけど、生活があまりにもきついのはなぁ…って考えたら、
実は転職するつもりで交代制のほうに自分で変わったのかなとかも妄想しちゃった。

そして会社の中の人間関係はとてもいいそうです。
「それで僕はこの会社に決めました」って後輩も言っていて…
あんなに会社の人たちで出かけるのが多かったことに納得しちゃいました。
そしたらなおさら、そういうお出かけ行事にあまりにも行かないと会社でいづらくなっちゃうだろうな…
って思うのに、どうして私の心はいつまでたっても素直に許してあげないんだろう(凹)ダメだなぁ…ホントだめだ。私のこういうところ。
彼は私にはすごく寛容なのに。
今週末、彼は久しぶりに会社の人と出かける予定なんですが、ちゃんと笑顔で送り出したいナァ…


話し終わって、彼も私もとても楽しく話せてよかったねって別れました。
いつか現実の世界で会えるのが楽しみだなあ。


「『どんな関係なんですか』って聞かれたけど、適当にごまかしといたよ。それでよかった?」
って彼に聞いたら「うん、すまないね~」って言ってた。

「カノジョだって言えばよかったのに」
っていう言葉を期待してたけど…やっぱり無理かまだ(汗)

ゆらゆらとなんか心が不安定で、
コンビニを出て「ぎゅってして」なんて言ってしまった。
彼は照れ笑いしながらちゃんとぎゅってして、キスしてくれた。

なんでだろう。

こうされればされるほど不安になるのはなんでなんだろう…

そのうち泣けてきた。

「好きって言って~」って聞いたらなんかごまかして言うから、
「ちゃんと言って」って言ったら
「好きです」
って、言ってくれた。

「ずっと一緒にいれるのかなぁ?」
「うん」
「ほんとに?」
「うん。大丈夫」
まだいつになるかはわからないけど、って。

「…どうして大丈夫なの?」
そう聞いたら彼は少し苦笑いして困ってた。
涙が出た。
「大丈夫って思ってればいいの?」
「うん。大丈夫」
不安だらけなのに、とても嬉しくもあった。

私、何が欲しかった?

婚約指輪?プロポーズの言葉?アパートを借りる日取り?

……



もし、
私が「私は彼のカノジョです」って後輩が知ったら、どうなる?
結婚してるのがバレたら、どうなる?
彼自身の人格が疑われてしまうかもしれない。
後輩は反対して彼にやめさせようとするかもしれない。この恋を。

…彼は、私のこと真剣だからこそ今の状況を保っているのね?…

私がいい加減な気持ちじゃないことも知ってて、
だから、
もし後輩たちに会ったときにも、興味本位の目で見られたりするかもしれないすることも事前に防いでくれてるのかもしれない。



すべてを見据えて、ちゃんと考えて、くれてる…

後輩に慕われてる彼。
私の知らない彼の姿も知って、なおさら好きになった気がする。

「交代制勤務ってきつい。だから、先輩がかわいそうで」

誰もやる人がいなくて立候補したのかもしれない。


そういう人、彼って。

いつも損な役回りで。仲間の心配ばかりして。

……


そんな彼の疲れを癒してあげられる唯一の存在に私はなろう。



天邪鬼で不器用だけど優しくて。
まっすぐな心を持つ彼の一番そばで支えたいです!






大丈夫って言ってくれた彼の言葉を信じよう。
もう不安にならないで…私の心。

大丈夫って、優しく力強い声で言ってくれたよ。
だから大丈夫。ずっと一緒にいられるはずだよ…

悲しいのは、
今一番そばにいられないこと。
それだけは、
時々でいい。ごめんね。泣かせて欲しい。




彼に私は選んでもらえたんだもの。
自信持っていいよね?