3月、4月と卒業、入学シーズンが終わり表彰状の授与もひと段落ついた時だとおもいますが、みなさん表彰状の書き方はご存知でしょうか。

 

表彰状にも独自の書き方とルールがございます。

今日は表彰状の書き方のご紹介です。

 

まず、表彰状をいくつかのパートに分けるとこの5つになります。

1.表題

2.受賞者名

3.主文

4.贈呈日

5.贈呈者

 

ではそれぞれの説明とルールですが、

まずは「表題」

一番右上のやや上目の位置に、一番大きい文字で書き入れます。

 

次に「受賞者名」

表彰名の左隣に贈呈者名より高い位置から下部を一字あけるように書き入れ、個人名・団体名問わず敬称を付け、文字の大きさは贈呈者名や主文より大きく書き入れます。表彰状では一番大切なパートですね。

 

そして「主文」です。

文頭の一字空けは行わず一字目より書き入れ、文体は出来る限り簡単明瞭にします。文面に区切りがあっても行を改めないで一字分を空けるだけで末文に移るときのみ行を改め、改行は1回のみが原則です。また、句読点は使用しないのが慣例で、括弧も原則として使用いたしません。

 文頭は一字空けはしないのがルールです。主文の書き出しや改行の際も字下げはいたしません。

句読点と括弧。通常、文面を作成する際には文言の理解を高めるために句読点を付けるのが一般的ですが、賞状では句読点は使用しないのが慣例です。

文部省発行の「公文書の書式と文例」や官公庁の賞状類作成マニュアルにおいても、本文には句読点を付けないと明記されています。
改行。賞状では文面に区切りがあっても行を改めず書き続けます。「よって」「ここに」などの結文に移る時のみ改行1回までというルールがございます。

 

「贈呈日」

本文と贈呈者名との中間の高さに書き入れ、年月日の数字は漢数字で全体に見て一番小さく書き入れます。年月日の表記は「十」をつけて原則、元号を用い平成三十年四月二十四日のように書きます。

 

最後に「贈呈者」

団体の場合は肩書き付きで代表者名を入れる。ただし贈呈者の名前は受賞者より小さく書きます。

今回は簡潔に書きましたが、みなさんご参考にして下さい。

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