先日あったご注文について

 

webからではありませんが、既存の取引先から面白いご注文がありましたのでお伝えします。

 

上質(180k)と色上質紙(超厚口)に5本のミシン目を入れるというものでした。印刷はなしでミシン目だけを入れたいとのこと。普段の伝票印刷の営業ではこの様なプリンター用のミシン加工のみというご注文も多々ありますが、今回はいつもよりも随分と厚い紙でした。

 

mmで表すと180kで約0.24mm、超厚口で約0.25mmです。

普段ですと、目なりに合わせてミシンを入れるわけですが、両方共T目しかないです。

 

初めてのことでしたのでまずテストしてみました。上質180kは順目は問題なくいきます。逆目でもほぼOKです。

 

しかし、色上質の超厚口は違いました。上質180kと比べて0.01mmの差しかありませんが、逆目では随分大変でした。

もちろん順目では大丈夫でしたが注文サイズが目なりに合わせると取れる紙の枚数が少なくなる為、金額が高くなります。

 

色上質(超厚口)は色上質のなかでもっとも厚い紙のため金額も高くなります。今回のご注文は枚数も多かったのでコストを抑えれる様逆目にしたかったのですが、綺麗に切れないのでは使えません。順目にするのが正解でした。

 

コピー機で使う様な一般的な上質紙35kくらいでは順目にミシンを入れると簡単に切り取れる為、逆目に入れた方が使いやすいのですが、さすがに色上質(超厚口)まで厚くなると難しいですね。

 

厚紙印刷の三宏では印刷なしのミシン加工のみでもご注文承ります。webにはなにも載せてませんが、このブログを見て興味のある方はお問い合わせください。

 

厚紙印刷は名古屋の三宏へ!

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