とは、一見するとカルシウムで出来ているように見えますが、髪の毛と同様、ケラチンというたんぱく質によって作られている組織であり、健康状態を維持するには良質のたんぱく質などが不可欠なのです。


ダイエットや偏った食生活による栄養バランスの崩れは、タンパク質不足などになり、爪を弱くしてしまうので要注意です。


爪の健康を保つためには、爪の根元で爪をつくる爪母細胞に十分な栄養が行くようにして、爪の新陳代謝を良くすることが必要となります。


そのためには、まず、全身性の病気や爪自体の病気があればすぐに治療すること、そして、栄養バランスの取れた食事と、爪もみ健康法・爪のマッサージをしていくことが大切です。


栄養バランスの取れた食事。

爪母に栄養を送るには、全身に以下の栄養素が十分に行き渡っている必要があります。


・タンパク質: 爪を形作るケラチンの主成分であり、健康な爪をつくるのに欠か

せない栄養素です。


・ビタミンE: 爪の血行をよくしツヤを保ちます。


・ビタミンB: 爪を丈夫に,はがれにくく折れにくくします。


・亜鉛 :爪のツヤを保ちます。


・鉄分: 鉄欠乏性の貧血を防ぎ、そり爪などの変形を防ぐ働きをします。


・カルシウム 爪を丈夫にします。


・ビタミンA、ビタミンDも必要である。


これらの栄養素は体全体の健康にも不可欠なものですから、本当の健康的な爪を維持するためにも、積極的に摂取していくことが大切です。


爪もみ健康法・爪のマッサージ爪を作る爪母のマッサージを十分にして血行を良くすれば、爪母細胞に十分な栄養が行きやすくなり、活発な細胞分裂を促し健康的な爪が伸びてきます。


他にも、爪の水分を保ち、爪のはがれや割れを防ぐために、爪の表と裏に油性クリーム等をマッサージしながら塗り込み保湿をすることや、マニュキュアの

過剰な使用をやめることも効果があります。