姉が旅立つまで、お家でどのように過ごしていたのか姉との大切な思い出を綴らせてもらいます
訪問診療になりモルヒネ(痛み止め)の持続皮下注射が始まったのですが
それから痛みを訴えることはほとんどありませんでした
血栓でパンパンに浮腫んでいた足も
不思議なことに日に日にスッ〜っと浮腫が減っていったのです(本当に奇跡!)
吐き気は大丈夫な日もあれば辛い日もあり
訪問看護で、毎日吐き気止めの注射をやってみることになりました
一週間くらい注射をやってみましたが
最初は良さそうな気がしたのですが
途中からあまり効果がない気がして
姉は注射が大っ嫌いだったので 笑
「もう注射とか痛いことはやめて自然に身をまかせよう!」ということになりました
それからは家族での時間をゆっくり過ごすために訪問看護を2回/週に減らし
心地良いことだけをやることにして
ゆったりと毎日を過ごしました
10月中旬くらいから
話すことはできるのですが
メールを打ったり文字を書くのが難しくなってきて眠る時間が多くなりました
お別れの時が迫ってきていると分かっていながらも、まだ受け入れられない自分がいました
心のどこかに引っかかっていた
石垣島に行けなかったこと…
姉は旅行やお出かけが大好きだったので
意識がしっかりしてるうちにまたお出かけしたい
楽しいことをやったら元気になるかもしれない(奇跡が起こって欲しい!)
そんな思いからケアマネさんに相談すると
「ぜひ行きましょう!」と全力で協力してくれました
この頃いつどんなサービスでも使えるように
介護保険の区分変更をしてベテランのケアマネさんに変更になっていたので
とてもスピーディーにお出かけの手配をしてくれました!本当に感謝です👏🏼
姉にどこに行きたいか聞くと
「お買い物に行きたい♡」
「最近、全然出かけてないけんショッピングモールに行きたい」
私は勝手に1時間くらいのドライブでコスモスをみて帰ってくる…みたいなプランを考えていたので姉のやる気にビックリしました
そんなこんなでやってきた10月28日
リクライニング車椅子をレンタルし介護タクシーを使ってお買い物へ
現地で妹と合流して久しぶりに三姉妹でショッピングを楽しみました
手にはしっかりタピオカドリンク
膝には特大ポップコーン
クレープも食べて
(もちろん少しずつしか食べれませんでしたが)
なんと買い物時間は4時間
運転手さんが途中で酸素ボンベの交換に来てくれる始末💦💦
私「そろそろ疲れたやろうし帰ろっか〜」
姉「え〜!帰りたくないなぁ〜、楽しいけん」
私の心の声(この人ホントに凄すぎる!家であんなに寝てるのに、この元気はどこから来るのか)
私と妹「また来ればいいよね!本当に楽しかったね」
そして最後に姉が大好きだったスタバのコーヒーフラペチーノを買って帰ったのでした
帰ってからはもちろん爆睡で
そのまま朝まで眠り続けました 笑
笑顔は相変わらずキュートでしたよ
相変わらずのおデブちゃん