■チーム・バチスタの栄光/海堂 尊
★★★★
話題の本だったので手にとってみた。
心臓手術のお話なので医療の専門用語も出てくるけど、総体的に読みやすく最後まで一気に読めました。
出てくるキャラクターも個性的で読んでいて姿が目に浮かぶよう・・。
特に厚生労働省の役人・白鳥の変人ぶりは面白く、後半のストーリーを盛り上げてくれます。
(彼を主人公に、続編が読みたいくらい)
この本はオススメです!!
■王妃マリー・アントワネット―青春の光と影/藤本 ひとみ
★★★
特に目新しいことは何も書いていなかったけど、彼女の生い立ちから、結婚生活に至るまでが端的に分かり易く描かれます。
入門書としては最適かも。
オーストリア公家に生まれ末娘として自由闊達に育てられたのも、嫁ぎ先が文化の違う退廃的で財政難のフランスに決まったのも、どれも彼女一人では抗いがたい現実の数々。
全てがなるべくして歴史を織り成していったのね・・と、少しマリーがかわいそうになります。
■まほろ駅前多田便利軒/三浦 しをん
★★★
扉絵が漫画ちっくだったので、最初から主人公の風体などを想像しながら楽チンに読めました。
それぞれに過去を背負った男性二人が便利屋として働く「まほろの街」の描写が妙にリアル。
そこで巻き起こる事件の数々も「実際こういうことが現実としてあるのかも~」って思わせる点が面白い。
■笑う出産―やっぱり産むのはおもしろい/まつい なつき
★★★
軽妙なタッチですぐに読み終わりました。
実際には笑えないような出来事も、笑うことで乗り越えてきた著者の明るさが全開です。
10年以上前の本なので古い情報もあったけど、育児・出産にまつわる小さなことでお悩みの方にはオススメです。
悩みも解決法も十人十色。
■恋いちもんめ/宇江佐 真理
★★★★
私はこの人の作品が大好きなんだー!と再確認した一作です。
「玄冶店の女」を読んだ時にも思ったけど、江戸に生きる小粋な女性を書かせたら右に出る者はいないんじゃないでしょうか?(とエラそうに言ってみたり・・・)
登場人物も行動範囲も限られた町の中で起こる悲喜交々が、決して飽きさせることなくつづられています。
「当時は両国から品川に出かけるのも、ひとっ旅だったんだなぁ」などと想像しながら読むのが面白い。
今も昔も恋する女の子の気持ちは、切ないワ♪