大学のテキスト
「渓流のヒラタカゲロウ」を読んで
設問に答えるこの課題
ダーヴィニズムでは
進化論が王道であるし
その中では
自然選択による
適者生存、生存競争といった考え方が主だと思うけれど
「ヒラタカゲロウ」の社会において
棲み分け理論はとても平和的だ
頑張って適者生存して
競争して勝ち抜くのも素晴らしいとともに
自分が限界なところは人が補ったり
自分が得意なところを得意じゃない方が譲ったり
平和的に共存しているその社会
もちろんそこに進化がないわけではなくて
環境によって適応した進化も認められている
例えば一化性の羽化と多化性の羽化
環境が許す範囲での進化もとりつつ
棲み分けして共存しているヒラタカゲロウの社会構造は
人間にも十分に見習うべき視点があるのだと感じた
愛は感情だけではなくて
生態系そのものなのだとも感じた
表現すべき愛の対象は
感情を表現した文学や絵画や音楽だけではなくて
生態系のものもにも言えるのだと思った