友人の結婚式のため広島へ行ってきたVoxelです、こんばんは。
さて、広島へ向かう飛行機の中で機内雑誌を読んでいたのですが、
そこにマナティの記事があったので紹介したいと思います。
フロリダのマナティ生息地へ行って著者さんがマナティと戯れるという内容で、綺麗な写真とともに載せられていました。
手を触れられる距離で一緒に泳げるらしく、人間が手を伸ばしていいのは片手だけという制限付ですが、ナデナデできるようです。イルカみたいにツルツルな肌ではなく、ゾウみたいにゴワゴワです。
著者さんが子供のマナティに手を差し伸べると、その子は両手にあたる両方のヒレで著者さんの片手をはさむようにつかんできたそうです。
「ハグされた!」
彼はそう感じたそうです。素敵ですね。いいなぁ。
マナティは生物的にはゾウに近いとのことで、水中の草を食べています。最大体重は1.5トンにもなる巨体なので、天敵もおらず非常におっとり。
最高に平和な生き物です。
人間のせいで安心して暮らせる場所は減ってしまいましたが、それでも彼らは平和に暮らしています。
争いの絶えない人間を横目に見ながら。
大昔、マナティとゾウの先祖が、それぞれ海と陸に分かれたとき、
たったひとつ交わしたかもしれない約束がその記事の最後に書かれていました。
「これでもう、地球が終わる日まで会うことはないかもしれない。
でもそのときまで、お互い争うことなく平和に暮らしていきましょうね。」
素敵なフレーズです。