こんばんは、dolceです。

 

最近陽気な内容が続いていますが、

ここ数ヶ月、かなり落ちていますショボーン

 

今までの経験は

良いことも、そうでないことも

自分の人生の糧になると、

わたしは、そう信じています。

でも、もし、記憶を消せるのなら、

消して欲しいこともあります。

トラウマは、10年経っても

思い出すと苦しくなります。

 

HSPネイリストのわたしは、

ネイリスト以外に

様々な業種の、様々な職種を経験してきました。

 

旅行業で経験を積んだ後、

異業種の社長秘書として転職しました。

秘書の勉強はしてきましたが、

未経験での採用でした。

 

リーマンショックの時期、

内定を貰うまで何社不採用になったか

分かりません。。

やっと面接まで進んだ企業の

二次面接の時に、副社長が口にした一言、

「オーナー企業だけど大丈夫?」

今でも覚えています。

喉から手が出るほど内定が欲しかったわたしは、

深く考えることなく、

「はい。大丈夫です。」

と答えました。

 

グループ合わせて数千人規模の

オーナー企業の社長秘書になりました。

 

社長は絶対で、1つのミスも許されません。

この会社では社長は神様以上でした。

勿論、企業のトップとして尊敬していました。

ただ周りは常にピリピリしていて、

秘書はその中で社長、他の役員、

社長のご家族にまで神経を集中させます。

社長が社内に居る時は、

トイレに立つこともできません。

 

今でも社長は、コロコロ変わりました。

1つミスを犯せば、皆飛ばされていました。

 

 

わたしの祖母も秘書をしていました。

わたしなんかとは比べ物にならない程、

優秀な秘書だったのだと思います。

祖母に、自分も秘書として

就職したと報告をしたら、喜んでくれました。

もっとたくさんアドバイスを貰いたかったけど、

その2ヶ月後に他界してしまったので金言を

貰うことはできませんでした。

秘書の業務から離れても、

亡くなる直前まで現役で活躍していた祖母を

尊敬しています。

 

 

さて、社長の求める秘書になれるように、

社長が少しでも快適に仕事に集中出来るように、

試行錯誤の日々を過ごしてきましたが、

わたしも今までの秘書同様に解任されました。

社長秘書を新しく採用した子に任せることになりましたが、

後任の子もあっという間に会社を辞めました。

 

こんなことまでするのかと思うことも

多々ありました。

オーナー企業の社長秘書が

全てこうではないと思います。

でも、わたしは他の企業の秘書は分からないので

比べられません。

少なくともHSPのわたしには

逃げたいくらいの経験でした。

 

昨年、学生時代振りに秘書検定を受け

級を更新しました。

ですが、

転職の際に秘書に応募しようとすると、

どうしても怖くなってしまうんです。

苦しい思い出をトラウマままにしたくないし、

可能性の幅を自ら狭めたくないし、

何よりも他の企業で秘書業務に携わりたく、

挑戦をしたい気持ちはあります。

秘書は付く相手との相性もあるので、

次はもしかしたら前よりも上手く仕事が出来るかも

と思うのですが、

やっぱり、踏み出そうとすると

怖くなってしまうんです。

トラウマの上書きの試みは、

10年経ってもダメでした。

 

転職の候補からキッパリ秘書を

除こうと思います。

 

 

 

いつものお知らせです。

ネイルのインスタを始めました。

良かったら覗いてください飛び出すハート

@nailcafedolce