子供のころ父が
「普通が一番」
と、言ってた。


父の普通とは
普通に生活して、普通に仕事して、普通に結婚すること。そうしたら幸せになると。

そのときは父の言う普通の意味がわからず。

子供の頃、わが家はどちらかと言えば、一般家庭に比べて家計も厳しく、子供ながら家計の事情を充分理解していた。


家の方針で、学校は義務教育までと、言われていた。
でも、好奇心旺盛な時期だったので奨学金で進学させてもらい、田舎をでた。

この時点で私は父の「普通」から逸脱。


明日ゴミの日だから捨てる。


普通ではない仕事のお陰で、4年で返還できた。


普通ではないから、普通でないことが出来た。

父の普通には、答えることができなかったが、
いま、父は私の普通を理解してくれている、と思う。

そして受け継がれた酒飲みの気持ちも、理解してくれると思う。

明日はなめる塩はあるけど、飲む酒がないよ!