天使なんかじゃない

天使なんかじゃない

ダウン症の64歳のおば。
このブログは私個人の吐き出し口なので不快に思う方もいらっしゃると思います。色々な考えがあるのも分かります。ダウン症の症状にも差があるのと、老化も相まってこの状態なのですべてのダウン症の方がこのような状態でない事だけが理解ください。

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祖父母が母にした事は本当に書ききれないほどありますがとにかく理不尽でしかなかった。

家を建てることに反対だった母も大きく綺麗な新築はやっぱり嬉しかったはずで、小学生だった私には夢のようでした。

自分だけの部屋に綺麗な洗面所、綺麗で広いお風呂!すっごく嬉しかったのを覚えてます。

1階に祖父母の部屋とダウン症のおばの部屋、トイレ、お風呂、リビング、和室があり、2階に父母の寝室、きょうだい3人の部屋、ダイニング、トイレ、シャワールームがあります。

最初は1階のリビングでみんなでご飯を食べていました。それも祖父母からの母への攻撃の場なので母はとても辛かったそうです。

母は家を建てるときせめて2階にもちゃんとしたキッチンとお風呂を作りたいと行ったのですが頑なに受け入れて貰えずなんとかシャワールームと、学生が住むアパートについてるキッチンのような小さなキッチンをつけました。

ダウン症のおばも大変ですが、うちの場合は祖父母が本当に大変で私は腰が痛いから脚が痛いからと掃除や片付けを全くしませんでした。

ダウン症のおばが粗相をしてしまい廊下にウンチが落ちていた事があり、それを祖母が踏み引きずった時に母が見つけて注意すると「気づかなかった、私は腰が痛いから掃除はあんたがやって」と母に言ったそうです。

私は血が繋がっている相手だのしても下の世話って嫌だと思います。しかもトイレやおむつの処理でなく綺麗だったはずの新築の我が家の廊下に塗り広げられたもの。わたしだったらその瞬間家を出てくなと聞くたびに思います。

小さい子供がいた母はその選択ができなかったんですね。

そもそも障害者の母として祖母はもっとしっかり介護をするべきだし、母に対して感謝の気持ちがなければおかしいんですよね。
そこからしてもう人間として欠陥があるとしか思えません。

ダウン症のおばがまだ子供の頃、人の家で畳の上でウンチを漏らした事があったそうで、普通ならまず謝るし掃除もして、さらにクリーニングを頼んだり畳を替えたりするべきだと思うのですがそれを報告された祖母は「あらやだ困ったわね」と言っただけだったそう。

世話をする気も責任を取るつもりもないんです。
そんな祖母に育てられた父と父の姉がダウン症のおばに対してめんどうみる気持ちが1ミリもないのは頷けます。

まぁ普通なら自分のきょうだいなのだから少しは見ようとするべきなんですけどね。きっと祖父母と父、父の姉には人として大事な部分が抜け落ちてる。


新居に住み始めた頃、基本的にはトイレも普通に出来てたのですが、先ほど書いたようたまにウンチが落ちている事がありました。

基本的に2階で生活していた私達ですが、お風呂に入ろうとして1階に降りたとき、お風呂の前の廊下にウンチを見つけた時はショックでした。

綺麗だと思っていた我が家にそんな事が起きるなんて。

でも障害者だからしょうがないと、その時は思いました。

しかし数日後お風呂に入ろうとしたらお風呂のとびらが茶色く汚れていました。その時はまさかウンチだなんて思わずそんなに気にせずに福を脱ぎました。しかしその扉を開けようと扉の前にあるお風呂マットを踏んだ時違和感を感じ、おそるおそるマットをめくると、そこにウンチが・・・

小学生の私はびっくりして叫んでお母さんに泣きながら報告しました。

その時もお母さんが処理してくれました。

なんお母さんがこんな目に合わなきゃ行けないんだろうって小学生ながらに感じていました。

私も手伝う事も出来ないコトに罪悪感がありますがこの頃から潔癖症が発症し家のお風呂に入るのも、1階を歩く時も足の指に力を入れいれ、なるべく触れる面積が少ないようにと生活するようになりました。

学校のトイレ掃除も出来ていたのにそもそもトイレに入る事も嫌になりました。
基本的に家の2階のトイレまで我慢する生活。

それは今でも治りません。