テレビで広島カープを引退した黒田選手のコメントが印象的でした。
少年時代の原体験
胸をときめかせプロ野球の試合を観に行った黒田少年は、ひいきの球団が勝つと、こう思ったという
「きっと僕が見に来たから、勝ってくれたんだ」
そしてプロになった彼はこう思うようになっていた。
「僕にとってはシーズンの内の一試合だが、今日見に来てくれたファンにとっては思い出に残る大切な一試合になるかもしれない。
お客さんが入っている時点で負けていい試合は絶対に存在しない。」
これが黒田選手の信念となった。
ファンはプレイヤーの想像を超えた期待を持っている
私たちネイリストもそうで、自分にとっては100人のうちの一人かもしれないけど、お客様にとっては思い出に残る大切な日のための来店かもしれない。
もしくは、生まれて初めてのネイルサロンで、生まれて初めてのネイリストとの出会いかもしれない。
ネイルスクールの在学中に、ネイルイベントに参加した生徒さんが言った。
「嬉しい!というダイレクトな反応を聞くと、今勉強している事は誰かの笑顔につながる事なのだ」と。
これまで孤独に勉強していた程度の意識だったけど、お客様の笑顔に触れた実習体験で
学習の在り方さえガラリと変わったという生徒さんに多く出会う。
”誰かのために”は人を大きく成長させる。
今後もお客様のハピネスをクリエイトできるネイリストをこれからもたくさん育成したいと改めて思いました。
優待生コースはカリキュラムの中に現場実習が10日間ほどあるのですが
トレーニングサロンでお客様に一度でも触れると、「もっとお客様の笑顔に触れたい!」その沸き起こる欲求が学びのスタンスを変えるんですよね。