日本語を教えているけれど、言葉使いまで教えているか。 | 『ドラマチック★ヤンゴン』

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ミャンマーのヤンゴン在住9年目。

ある優秀な生徒がいるのですが、

ある時、「ちゃんと敬語で話せるように」と二人の日本人から別々に指摘を受けた生徒がいます。


お二方は面識がない同士で、注意を受けたタイミングも数ヶ月の差があるので、

純粋にこの生徒の言葉使いが気になったのだと思います。

 

乱暴な話し方では無いのですが「カジュアル」との指摘です。


知識として、文法・語彙は正しいけれど「使い方」は別問題。


日本語能力は高いのでペラペラと話せるのですが、、、

「言葉使い」はまた別物と気が付いた次第です。

 

 

 

生徒は「言葉使い」は汚くありません。

ただ、このYouTubeを見て分かったのは「語彙力が思考を制する」です。

 

「カジュアル」な語彙しかないと、それは思考する時もカジュアルな言葉で考えるので、

口からはそのままの言葉が出てきますね。

 

 

 

私は基本的に誰にでも(ごく親しい人以外)敬語です。

これは心の距離とは関係なく、アパレル時代の接客での話し方がそのままずっと続いていて、

その話し方が楽になったからなのですが、

お陰様で年配の方とのお話しでも、

急に受付や接客を頼まれても言葉に対しての抵抗はありません。


…なんて言いましたが、

今はだいぶ崩れてしまったと思うので、

これを機に自分の言葉使いも見直したいと思います。

 

以前、ちょっと変わったところで、

「.古語を話しても面白いかな」と思ったこともありますが、、、

おじゃる丸(知っている方は年齢が近いのかな?)みたいになると日本語教えにくいのでやめました笑(生徒が迷惑 )

 

そう思うと、「日本語」と言っても一括りにできない色々な言葉使いがあって、研究するのも面白いですね。

 

 


くみ

皆さんの「言葉使い」はいかがですか??