いつか撮った晩秋の海 | 南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

宮城県南三陸町。

大震災からの復旧・復興期を迎えている今、
町はかつての面影を失いつつあります。

そして人々の記憶も失われていくもの。

将来、思い出の補完の一助となれば…。

その願いをもって、私は町を訪れています。

( ;谷)。oO(הללויה)

南三陸の大きくて優しいイメージを抱かせる海の写真

が欲しいなぁと思っています。

 

数年前に、ある方からこんなご相談をいただきました。

当時私が提供したのは、いつか撮った晩秋の海の写真。

そして今年の春、再び同じ方から連絡が入ったのです。

 

3年前に送ってくださった海の写真3枚を、今回

制作する南三陸支援CDのジャケットの表紙や裏表紙、

CD盤面に使わせていただいても良いでしょうか?

 

震災直後の南三陸町に駆け付け、町の派遣職員として

広報業務と町長秘書業務を担当された谷口さん。

素晴らしいピアニストであり、今も南三陸町に深い

愛情を注ぎ続けて下さっています。

CDに収録されたピアノの音色はとても優しく、奏者で

ある彼の人柄がとてもよく表れていました。

※聴きながらこの文章を書いています

 

私の写真を使っていただき、なんだか恐縮です…。

谷口さん、有り難うございました。

この純粋な写真、町に慣れ過ぎてしまった今の私には、

もう撮ることは出来ません。