その後の世界を生きるということ | 南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

宮城県南三陸町。

大震災からの復旧・復興期を迎えている今、
町はかつての面影を失いつつあります。

そして人々の記憶も失われていくもの。

将来、思い出の補完の一助となれば…。

その願いをもって、私は町を訪れています。

( ;谷)。oO(הללויה)

長く患っていた方がこの世を去ったと聞きました。

直接の知り合いではありませんが、数度同じ仕事に

携わったことがあります。

その方にとって縁が深かった施設に行くことになり、

担当者がやって来るまでの数分間、丁度火葬の火入れが

始まる時間に、待合スペースで壁を見詰めていました。

考えていたのは、その方が亡くなった後の世界に、今

自分が存在しているのだということでした。

 

命が終わった瞬間に、その人にとっての世界は消えて

しまいます。しかし実際には世界は消えることなく

続いていて、ごく普通の、例えば今日のような日が

繰り返されるのです。

世界は永遠に終わらない。

ただそこから外れてしまうだけのことなのです。

彼は今日という日を感じることは出来なかったけれど、

私は更にその後の世界を生きています。

毎日を大切に生きねばならないと、強く思いました。