懇親会 | 南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

宮城県南三陸町。

大震災からの復旧・復興期を迎えている今、
町はかつての面影を失いつつあります。

そして人々の記憶も失われていくもの。

将来、思い出の補完の一助となれば…。

その願いをもって、私は町を訪れています。

( ;谷)。oO(הללויה)

毎年恒例、NECさんと福興市関係者との懇親会。

今年もさんさん商店街で開催されました。

この写真は2年前のものです。

会場も旧さんさん商店街のフードコートですね。

 

この時は元気だった庄子さんが急逝して約半年。

今日は彼も遺影となってご家族と一緒に参加されて

いました。本当に南三陸町が好きだった庄子さん。

2年振りの懇親会、堪能されましたか…?

 

遺影の庄子さんは私が知っているより少し硬い表情を

していました。同じ“写真”ではありますが、私の記憶

には、彼の自然な表情の方が強く焼き付いています。

 

久し振りに遠くから、客観的に眺めた懇親会。

遅れて参加した私を町の皆は笑顔で迎えてくれました。

何故か思ったのは、彼らにとって私達移住者ってどんな

存在なんだろうかということでした。

町の皆さんには昔からの同郷の仲間がいて、また一方で

震災を機に増えた私達のような仲間がいます。

二つの“仲間”には感覚的な違いはあるのだろうか…?

 

思考の迷路に迷いかけた時、父のような人が私に声を

掛けました。自宅に連れて帰って欲しいとのこと。

 

父を助手席に乗せ、

「洗濯屋を越えたところを右に曲がって…」

と二人同時に声に出しながらの帰り道。

なんだか、全てが杞憂に思えました。

そしてその時心に聞こえた

「クリーニング屋さんって言いなさい!」

と言う母の声。

世界はきっと、とても複雑なようで単純です。

 

明日、福興市は第78回目の開催を迎えます。