密漁取り締まり訓練 | 南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

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宮城県南三陸町。

大震災からの復旧・復興期を迎えている今、
町はかつての面影を失いつつあります。

そして人々の記憶も失われていくもの。

将来、思い出の補完の一助となれば…。

その願いをもって、私は町を訪れています。

( ;谷)。oO(הללויה)

別記事にも書きましたが、未使用の写真で再構成を。

大樹「ナイキさん明日取材こねーの?」

と前夜に誘われ、仮設魚市場に向かいました。

どうやら密漁取り締まり訓練が行われるとのこと。

顔見知りの報道陣との会話。

ワシ『密漁って、何の密漁でしょうね?』

三陸新報『この時期ならアワビじゃね?』

はい、アワビ大正解でした。

 

【今回の事件の経緯】

①漁協の監視船「はまかぜ」が戸倉で密漁者を発見

②アワビの密漁者は3名

③「はまかぜ」が漁協へ連絡

④漁協が通報(警察・海上保安庁)

このような感じです。

 

上空を旋回する県警のヘリコプター。

ヘリと監視船、そして海保の巡視艇「ささかぜ」が

密漁者を志津川漁港に追い込みます。

 

ここで密漁者らしき船が登場。

猛スピードで逃げています。

 

漁船の登場に色めき立つ漁業関係者たち。

女性部からは黄色い声援が上がります(笑)。

 

カーチェイスならぬボートチェイス?です。

サイレンを鳴らしながら、監視船と巡視艇が迫ります。

密漁者は木刀で威嚇しています。

 

密漁者接岸。

操舵主はタダシくんです。

 

到着した警察。ちゃんと隠れています…!

 

密漁者上陸。

ただでさえ数の少ないアワビを狙うだけあって悪い顔を

しています。ここから迫真の演技が始まります。

 

詰め寄る警官と、キレる密漁者。

それにしても報道陣の数の多いこと…!

 

密漁者を演じているのも警察官です。

救命胴衣の「POLICE」は読まないお約束です。

 

援軍のパトカーが到着し、逆上する密漁者。

木刀を振り回し暴れます。

 

しかし悪は滅びます。

公務執行妨害で現行犯タイーホ。

 

犯人連行後、講評が行われました。

 

訓練の一切が終了し、女性部皆さんお手製の牡蠣汁が

振舞われました。警察も海保もマスコミも大喜び!

 

海の町ならではの訓練、とても新鮮でした。

特に海上での追跡劇は歓声が上がるほどの迫力です。

関係者皆さん、お疲れさまでした!

これからも海の平和を守って下さいね。