私は土盛りの上に立っています。地域は大森。
天王前方面に新しい橋脚が造られています。
工事看板が見当たらず橋の名前はわかりませんが、
新しい橋が全体的に既存の橋よりも上流側に造られて
同じ場所から振り返ると、億満稲荷神社が見えます。
現在この神社に立ち入ることは出来ません。
いずれは鳥居もここに戻って来ると信じています。
小さなお稲荷様の行方は杳として知れません。
海の方角へ迂回路を進むと、間もなく開所式を迎える
高度衛生管理型魚市場であるこの施設。
オレンジ、緑、青。
この色の組み合わせにも意味があるそうです。
魚の選別機なども順調に運び込まれています。
それにしても立派な魚市場です。
一方こちらは現在使用されている仮設魚市場です。
間もなくその役目を終えることとなります。
被災前の町を知らない私にとっては、この施設こそが
志津川の魚市場でした。
5月29日の『南三陸大漁まつり福興市』は、ここ
生まれるもの、失われるもの。
役目を終えるもの、そしてその役目を引き継ぐもの。
歴史の過渡期の只中にある現在、様々な感傷と共に、
時間はひたすらに流れ過ぎて行きます。






