現在南三陸町では、地中に埋まっている浄化槽の掘り返し作業が
行われています。土地を再生する為に捧げられる労力は計り知れません。
この作業を東北全土で…と考えると、まだまだ時間がかかりそうですね。。
私はこの町の“道”が好きなので、今回も『下を向いて歩こう!』です。
道の曲がり具合、敷石、マンホール、残ったアスファルトは、
私の頭の中の記憶だと、この辺りが『わたや』さんでしょうか…?
最近沿岸地域はきりこも見かけなくなったので、ちょっと自信がありません。。
独特な造形の石畳。
こんな風にじっくり見て歩いたのは初めてかも知れません。
少し奥が、恐らく及善蒲鉾さんがあった場所です。工場はまた別の場所。
過去の住宅地図に目を通して以降、初めての訪町でした。
何も知らずに歩いていた道には、数年前は“この店・この家”があったのだ…。
そう考えるだけで世界は無限に広がりを見せ、全く異なる風景を
私に与えてくれるから不思議です。
そして重なる現在と過去の町並。一部エリアを写真で見ただけに過ぎませんが。。
同時に思うのは、『何故こうなってしまったのだろう』という理不尽。
あの日、何も起こらなければ、私の大好きな人達は変わらず
ここで生活することが出来ていたはずです…。
例え私がこの町の名を一生気に留めることが無く、また現在大切に思っている人たちと
決して知り合う運命では無かったとしても。


