つい先ほど、南三陸町から東京へ戻りました。
幸せだった時間は終わり、人々、そして街との別れ。
満員の新幹線での移動による疲れも手伝い、東京に着く頃には
連休後に再び“私自身の現実”と向き合わなければならないことを考え
気分は鬱々と…。楽しかった時間が、早くも現実に飲みこまれそうになっていました。
家に着き、hiderinn さんが別れ際に手渡してくれた御自身の写真詩集 を
開いてみると、そこには彼の自筆で書かれた『謹呈…』の文字が。
その文字を見た瞬間、色々な記憶と感情が一気に思い出され、目頭が…。
私はあの街に立っている、自分の足を見るだけで幸せだった。
身体を包んでいた、南三陸の風はここには吹いていない。
最後に一人街に行き、その風景を目に焼き付けて区切りをつけたつもりだったのに…。
私は電話を手に取り、今回お世話になったお二人に御礼の言葉を述べた。
hiderinnさんとデザート・ムーン さんは、今も一緒に行動していた。
数時間前までは、私もこの空間に加えてもらっていたという幸福。
念願が叶い、逆に寂しく辛い気持ちの方が大きく膨らんでしまうとは想定していなかった。
気持ちの切り替えが全く出来ない。初めての感覚に、私自身が戸惑っている。
唯一つ変わらぬ想いは、いつか“この街で生きたい”、ということ。
私が体験した素晴らしき日々は、以降の記事に記していこうと思います。
拙い文章では伝えきれない、満ち足りた時間がそこにはありました。
街と、私を受け入れてくれた皆様に心から感謝申し上げます。
