2019・8・16
五山送り火の『妙・法』を観て
そして
涌泉寺(ゆうせんじ)の 題目踊りを
鑑賞するというツアーに参加。
19時、
地下鉄烏丸線松ヶ崎駅に集合。
そこから
点火の20時05分ごろまでは
近辺の歴史など
興味深いお話を聞きながら散策![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
①六ノ坪、という看板?地名を探せ!
(この◯ノ坪という言い方は
とても古いそう…)
に始まり…
まずはメインの
涌泉寺について(後ほど寄る予定の)
ざっと学習![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
マークがついてるところが
🚨涌泉寺
(❤️マークは食べ物関係〜
緑旗はお寺とか〜〜笑笑( ̄∀ ̄))
◉現在の涌泉寺(右上、元は本湧寺)は、
(左下の)歓喜寺→妙泉寺(改宗後名)
※現在の松ヶ崎小学校の場所にあった
と合併した。
☆松ヶ崎という土地での改宗劇☆
時は遡り、平安時代。
松ヶ崎には歓喜寺という
比叡山・延暦寺に属する、
天台宗の寺院があった。
それから後の
鎌倉時代も終わりに差し掛かる頃、
日蓮宗をひろめるために日像上人が
京都にやってくる。
同じ頃、歓喜寺の実眼という僧が
ある夜みた夢の中で、
白狐に乗った翁が現れ
「洛中に行き、日輪の像を拝みなさい」と
告げられる。
さっそく洛中にいくと
辻説法をしている僧に出会い
名を尋ねると『日像』というので
この方こそ日輪の像だと悟り、
説法を熱心に聞いた。
やがて心服した実眼は天台宗から
日蓮宗へと改宗する。
寺も御本尊を移して日蓮宗妙泉寺とするが
村人たちには
そう簡単に賛同を得られず?
そこで実眼は日像上人を招き
村人たちに説法をしてもらう。
すると村人たちもその教えに感動して
皆が改宗を決意した。
※日像上人は寺の東北にあった、
日輪月輪の滝の水で曼荼羅を書き
それから歓喜寺は妙泉寺と
呼ばれるようになった。
↑が滝の後?
(後で[たぶん]確認しに行きましたが…)
その後、本湧寺と合併する(1918年)
本湧寺は
松ヶ崎檀林(仏教宗教の学問所)だった。
それぞれの字を取って
涌泉寺となった。
✳︎
で、
最初にもどる。
松ヶ崎を出発して六ノ坪(の地名)を探し
次に寄ったのが②新宮神社。
✳︎
②新宮神社⛩は
松ヶ崎の氏神さまで、
昔は大比叡大明神だったのが
徳治元年(1306)に一村あげて日蓮宗に改宗後、
『法華経』と『※曼荼羅(日像上人直筆)』を
御神体としてまつられる。
この『曼荼羅』というのが↑の日像上人
が
日輪月輪の滝の水で書いたという曼荼羅
氏神→寺院に
そして今度は妙泉寺の鎮守社へ
さらに明治の廃仏毀釈で
白鬚神社さらにさらに明治20年に
新宮神社⛩となる。
さらに進んで
③末刀岩上神社へ⛩
社殿を設けず岩を神石とする…
……んだけど💦
暗いよ…怖いよ……😭
A(②)から少し進むと
B 桜井の水に着く。
これ、
なんか写ってないかい…?
横向きに…
😱
この桜井は枕草子にも出てくる
名水でもあるけど、、、
しかも清水だけど…
なんせその坂の上の方は
……墓地
C
![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
行きの登ってる時は
全然気づかなかったのが
帰りにふと見ると👀
げっ!お墓!
ってなって…
![ゲロー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/038.png)
※このお墓が建てられた経緯…
ある時あの詩仙堂で有名な石川丈山さんが
ここに隠棲の地を設けようとしたところ
村人たちが反対してお墓を建ててしまった![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/031.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/031.png)
そこで仕方なく一乗寺に詩仙堂を建てた
きつね坂も何やら…で、
そもそもこの末刀岩上神社あたりから
ものすごく真っ暗……
ただならぬ雰囲気が無きにしも非ず![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/062.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/062.png)
でも、実はこの道
しばらくすると
人が集まってきた、、
というのも
この先こそが
妙法の『妙』の点火される場所![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
そして松ヶ崎立生会という
涌泉寺の檀家さんたちが
準備のためにやって来られた訳です。
ちなみに…
『妙』の点火される場所のすぐ近くに
松ヶ崎浄水場の
配水池がある![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
これのおかげで?
『妙』の火を消すのは
こちらから水が引けるから?
とか。
反対に『法』の方は
後に行きましたが、
消防車が来ておりホースを上まで
引っ張って消火するとか![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
![うーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/069.png)
これね☝️
真っ暗……
その消火方法も
一瞬で消す(火災にならぬよう
自然に消えるのを待つのではない)とか。
よーく見ると
消された瞬間には
煙がボワッと上がるんだそうな。
私たちはここから上には上がれないので
一旦松ヶ崎駅の方へ戻り
自動車学校駐車場あたりから
『妙』に点火される20時5分ごろまで
待機します。
なんとか間に合いました💦
消えていく様子、
ちょっとわかりにくい![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
そして終わったら
上から立成会関係者さんたちが
山から降りてくるのが…
LEDのライト?を頼りに
降りて来られるのが
不思議な光景でした![ねー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/075.png)
![ねー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/075.png)
そして次の日のみが入山許可が
下ります
この後
立成会の皆さんが揃って
涌泉寺を目指すのが夜21時ごろ。
(16日は)
題目踊りを観るために
私たちも移動します。
その②につづく。