忘れないうちに出生前診断のことを記事にしておきたいと思います。

また、あくまでも個人の履歴にすぎないので、詳しく知りたい方はお医者さんに確認してくださいね(_ _)


まず、分かる範囲でお腹の赤ちゃんに病気がないか知っておきたいという理由で出生前診断を受けることにしました。

ちなみに医者からは「36歳で出産するなら染色体異常の確率は200人に一人※」と言われました。

約2000人に一人※の確率で二分脊椎症の娘を産んでいるからか、200人に一人が低い確率とは思えませんでした。

※様々なデータがあります

出生前診断には、
胎児ドック、母体血清マーカーテスト、NIPT、絨毛検査、羊水検査など
様々な種類があります。

ここで詳しくは書きませんが、やはり色々調べました。

そして、確率ではなく確定した情報が欲しかったので我が家では
・染色体異常を調べる為に羊水検査
・二分脊椎症を調べる為に超音波外来
を選択しました。


【羊水検査】

羊水検査は、簡単に言うと、お腹に針を刺し羊水を20mlほど取って、その羊水を培養して染色体や遺伝子異常を調べるものです。

私が受けた総合病院では局所麻酔がありました。

また、リスクも伴うと何度も説明がありました。

約300人に一人の確率で流産、感染、羊水塞栓(母体が危険にさらされほとんど助からないと言われました)、子宮収縮の増強の可能性があるそうです。

ちなみに、検査前の外来で、切迫流産、早産になった人が羊水検査を受けたら流産のリスクが高まるかを確認したら、それはないと言われました。

リスクの中でも気になった羊水塞栓は毎年全国で数例あり、これは羊水検査だけでなく出産によるものが多いですが、防ぎようがなく、かかったらほとんど命が助けられないと言われました。

そんなリスクは知らなかったので、家で旦那に話して2人で萎縮してしまいました。

そして、なぜか旦那はそれから数日間私のワンショットを撮るようにアセアセ
↑いやいや、縁起悪いからやめて笑い泣き

また、培養がうまくいかないこともまれにあると言われました。

羊水検査直前まで少しの迷いと不安はありましたが、結局受けることに決めました。



当日は日帰り個室入院、個室検査。

朝9時から入院手続き、超音波検査で穿刺可能であることを確認し、子宮収縮抑制剤を飲み、昼頃に検査。

超音波検査で胎児、胎盤の位置を確認し、麻酔。

ちなみに先生5人ほどに囲まれてこんな大事なのかと緊張しました。

恐かったし、正直けっこう痛かったけど、赤ちゃんのことを思うとこんなことで弱音は吐けないとふんばりました。

また、前壁胎盤ということで胎盤に針を貫通させて羊水までたどり着かないといけないので、先生は少し難しいと言われていました。

実際、超音波検査も胎盤で少しぼやけるらしく一度針を刺しても羊水が出てこずグリグリガーン

しばらくして一度抜かれ、もう一度刺されましたガーン

動く赤ちゃんを避けての穿刺だし、もうド緊張!

手に汗握るとはこのことかと思いました!

ちなみに羊水を見せてもらったら薄茶色でした。

検査は無事に終わり、安静の為に2時間ほど寝ていました。

その後、内診で異常がないことを確認して退院となりました。

検査後3日間は子宮収縮抑制剤を飲んでいました。



今回、羊水検査のことを記事にしたのは、体験談が少なくて(いつものことながら検索下手なのもあります^^;)色々悩んだので、今後どなたかの参考になればと思ったからです。

この記事をもってむやみに羊水検査を薦めるつもりはありません。

受ける理由を明確にしておかないと正常な気持ちが保てないかもしれません。

また、異常があった時に中絶を選択する人が多いそうですが、それだけではなく、出産後の育て方について妊娠中よく考えられるという捉え方もあります。

とにかく尊い命のことをよく考える機会となりました。



ちなみに、私の場合、総合病院で羊水検査にかかった費用は約16万円ギザギザ
(検査前1回、検査後2回の外来含む)

保険適用はありません。

かなり高額だしこれも検査するか悩んだ理由の一つでした。



そして、3週間後に結果が出て、染色体異常は無いと確定されました。

まずは一安心という気持ちでした。


染色体異常をもつ方がこの世で懸命に生きていることを思うと、何と言うのが正しいのか分からないので羊水検査に関してはここまでにしておきます。




【形態的検査】

羊水検査の結果を聞いた翌日、県下では唯一の精密な機械で二分脊椎症を判断できるという超音波検査を大学病院で受診しました。

ちなみに予約は1ヶ月ほど前からしておきました。

以前に二分脊椎症の子どもを産んでいると、再度二分脊椎症の子どもを産む可能性は、産んで無い人より3〜5倍に上がるということ、

また、妊娠の最初からフォリアミンを飲めていなかったので、不安も大きくこの検査を受けることにしました。

大学病院の超音波検査の機械は、見た目は総合病院と同じようなエコーの機械でしたが、精度が違うということでした。

1時間、ずっとお腹を出して上を向いたり横を向いたりして超音波でお腹の赤ちゃんの頭からつま先まで見てもらいました。

まずは娘と同じ症状がないか(水頭症でないこと、脊椎の数、並び、腎臓が2つ働いていること、鎖肛でないこと)、その他心臓の血液の流れ方、手足の指の数まできちんと見てもらい、健康ですと言ってもらえました。

ちなみに費用は1万円以下でした。




やっと、やっと、すべてのベクトルを産む方向に向けられるんだとホッとしたのが本音です。

胎動があっても産んであげられるか分からないと思うとなんとも言えない気持ちになったり、
お腹が出てきてもまだ妊娠してることを伝えづらい環境だったり、
仕事も引き継ぎの話を進められなかったり…
妊娠6ヶ月に入ってこの状況はなかなかの試練でした。

でも、すべては自分たちの責任。

守るべき息子と娘もいるから心を強くもってここまで来られました!




と、そんな中、先週から片方のお尻の辺りが激痛で娘を抱くのは危なっかしく、何かおかしいアセアセ

骨盤がゆるんでいるのかな?

病院で見てもらったら血栓はなく、坐骨神経痛と言われました。

とりあえずトコちゃんベルトで骨盤をしめて、湿布を貼って「よいしょ!」とか「ふんっ!」とか言いながらところどころ勢いの必要な毎日ですアセアセ

出産まで無事に乗りきりたいと思います!!




今回は文章ばっかりの記事になってしまいましたアセアセ

写真貼っとこキラキラ

体幹付長下肢装具の型取り、立位台のことも書きたかったですが、長々となってしまったのでまた次回にしますーアセアセ