愛知県議会 常任委員会 振興環境委員会(振興関係)の議案質疑の後、振興関連の一般質問を行いました。
最初に、愛知万博会場跡地「海上の森」に隣接する民有林が無許可に伐採されて、太陽光発電施設が建設された問題についてと、その問題に関わって、愛知県土地開発行為に関する指導要綱及び指導基準について質問をしました。
質問内容は、以下の通り・・・・
万博の跡地である「海上の森」に隣接する民有林の無許可伐採、なぜこのようなことが起こってしまったのでしょうか。海上の森は愛知万博の跡地です。万博は環境万博といって開催されました。その環境万博開催跡地の隣にある民有林が伐採されたことは、環境を汚すものです。環境万博が終わってしまえば、それで終わりなのでしょうか。
環境万博を行った愛知県が、自然環境を守ることに全力を挙げることは当然です。かつ、また、その愛知万博の跡地が環境万博のシンボルとなった当時の経緯からみても環境万博跡地全体の自然環境の保全は極めて重要な県政のテーマであると考えます。
この点について県としての基本認識を伺います。
大村知事は、太陽光パネルが無許可設置されたことについて「直ちに撤去を求める」ということは言っていません。
愛知県土地開発に関する指導要綱及び指導基準によると、「指導に従わないものに対する措置」の部分では、
1、「知事は、この要綱に基づく指導又は第6第2項の通知の内容に従わない場合において、必要があると認めるときは、事業者又は工事施行者に対して、当該開発行為について必要と認める措置を講ずるべきことを勧告するものとする。」
2、「勧告をした場合において、その勧告を受けたものに対してその勧告に基づいて報告を求め、又は必要な調査を行うものとする」としています。
また、協議を行わないものに対しては、「指導」するとしています。
しかしこれらは、勧告や指導であって、強制力は弱いものではないでしょうか。今の指導要綱では、そういったこともふまえて弱点があり、結局は認めてしまうことになるのではないでしょうか?答弁を求めます。
こういった今回のようにあってはならないことが起きた時に、今のままでは、ストップさせるのは難しいと思います。
これを教訓に、今後同じことが起こらないようにするための再発防止策を県としてどう考えていますか?答弁を求めます。
環境万博を行った県として、自然環境を守るために、二度とこのような自然破壊が起こらないようにいまの開発指導要綱の抜本的な改正を、強く要望して、次の質問に移ります。
という内容で、4つ質問をしました。基本認識については、「優れた天然林などがあり、将来にわたって保全するべき環境です。」と、答弁をしました。
環境保全が重要なことだと認識があることが分かりました。
指導や経緯については「最初は、何度か計画をもって相談にきていた。だけど、音沙汰がなくなって、今回の事態が起こった。判明以降は、現地にいき調査をおこなっている。」とのことでした。
土地開発に関する指導要綱については、「個別法令について、担当課と調整するものであり、強制力を必要とするものではない。」という答弁が返ってきました。弱点だらけのままでも、問題はないということでしょうか。本当に県の責任や体制の甘さがよくわかります。
再発防止については「不適切な土地開発行為に関わる再発防止通知を出しました。今後は、しっかりと情報共有をしていきたいと思っています。」という答弁でした。
今回のことは、情報交換が現地としっかりとできずにずさんであったことも問われます。 県として、しっかりと責任を果たして、よく反省をしてほしいと思いました。また、弱点の多い、愛知県土地開発行為に関する指導要綱及び指導基準についても、抜本的に見直すことが必要です。県に対して、環境が簡単に破壊されてしまうことがないよう、環境保全の立場に立つのならと、引き続き、強く求めていきます!!
環境万博を行った愛知県として、開催会場付近のこの地域の自然環境を保護していくのは当然です。その基本的な立場から、今回の、無断伐採太陽光パネルの設置について、「愛知県土地開発に関する指導要綱」及び、「指導基準」に基づいてどういう風にやってきたのか、事業所に対してどういう指導をしているのか、現在までの経緯についてお示しください。