愛知県議会2月議会では、今週は議案が委員会に付託されて、各委員会で議案についての審議が始まりました。


 私の所属する振興環境委員会は、今日開かれて、環境関係の議案について審議をしました。また、委員会の中で一般質問を行いました。明日は、振興についての議案について審議します。


 

振興環境委員会(環境)では、平成28年度一般会計予算 第一条環境費 第3条 債務負担行為 環境調査センター・衛生研究所整備等事業契約、環境調査センター・衛生研究所整備等事業監理契約 について反対の立場を表明しました。


 議案質疑では、環境調査センター・衛生研究所の整備について質問をしました。この議案は12月議会でも提案されたもので、今議会では、新たに整備等事業監理契約というものが加わっていました。

これは、環境調査センター・衛生研究所をPFI手法により、整備するというものです。わが党は、12月議会でも反対しており、この問題について改めて質問をしました。


 最初に、前回の12月議会と同様のものであるかを確認して、次に、民間企業へ任せることについて建設の安全面と、監理も事業委託で行うので、不安があると言って、質問をしました。

県は、「建て替えは、業者が県の作成した基本設計に従っておこないます。また、建設基準に基づいて行っていく。県の行う事業と同様のやり方でやっていきます。直接県の職員も現地に派遣して、しっかりと監督してまいりたい。」という答弁でした。


 マンションのくい打ち偽装問題も起こっているなかで、本当に大丈夫なのか安全性が保障されるのか、しっかりと監督する。という県の立場で、具体的な

答弁はありませんでした。

監理も、別の事業に委託するということでさらに不安や、懸念が大きくなりました。

建て替えについては、老朽化しているので必要ですが、コスト削減でけにとびつくところに問題があると思います。質が確保されるのか大いに疑問です。


 国民の生命、財産を守る諸制度の規制緩和が進み、耐震強度偽装などのように質よりも、コスト中心の運営が進められることになりかねません。県民にとって大切な施設であるからこそなによりも安全性が最優先されるべきです。