今日は、県営名古屋空港 F35整備拠点化に関してと、国産初のステルス実証機について、愛知県と関係自治体へ聞き取り調査に行くために、愛知県入りした、衆議院議員もとむら伸子さんに私も同行して一緒にお話を聞かせてもらいました。


 

 最初に愛知県庁で関係部局の方からお話をききました。県営名古屋空港F35整備拠点化については、私が以前、県議会の一般質問で取り上げて質問をしました。その時に「国からの報道にあった以上の説明はなく、未整理な点もあったので、国へ詳細な情報を求めています。」という答弁をしていました。

 それから時間が経っているのに、また同じ答えを繰り返しました。県は、県民の安心安全な生活を守る立場に立って、もっと積極的に国に対して、聞いていくべきです。


 県営名古屋空港として残した経過についてのお話をききました。「県民から、自衛隊の基地化、自衛隊専用になる懸念があるとの声を受けて、県営空港として、残した。県営にした経過の立場は今も変わっていない。」とはっきりと言われました。






 愛知県から、名古屋市へ。名古屋市は空港と隣接しているところがあります。自衛隊機関連のトラブル緊急着陸など、あれば申し入れを行っているそうです。

 F35については、県からのFAXのみで情報がそれ以上なく報道の通りで、国の動向を見守っていくという答えにとどまりました。





 


 名古屋市の、次に、豊山町・小牧・春日井・・・周辺自治体である2市1町のお話をきいてきました。

 

 県営名古屋空港F35整備拠点化について、答えのなかで、多かったのが「情報がなくコメントできません。」「国防のことなので、国がやること。そこに私たちがいろいろ言えない」という答えが多かったです。

 

 自治体が、情報がなく困惑しているよ様子でした。どこの自治体も2014年12月に国の情報を受けた県が、関係自治体にFAX1枚送っただけという状況です。「情報がほしい」という方もいました。


 でも、どこの自治体でも、10年前に2市1町で出した「県営名古屋空港の運営の性格が大きく変更されるときは相談すること。米軍機の飛来はやめて下さい」と要望を連盟で提出していて、その基本的な立場は変わっていないと言っていました。


 また、自衛隊機のトラブルについて、何かあったときには、連絡がくるようになっていて、申し入れも行っているそうです。

ちなみに、小牧基地、県営名古屋空港に関わる、申し入れをするような、自衛隊機の緊急着陸等のトラブルは今年度5回だそうです。(5回目は今日で、C130輸送機が緊急着陸しました。)


 春日井市では、県営名古屋空港の周辺対策を求めて、「春日井市飛行場周辺対策市民協議会」という協議会が作られたそうです。協議会の3つの柱として 「安全飛行の確保」「航空機騒音の低減」「空港周辺対策の充実」 を基本に掲げて、何か起こったときには、申し入れを県や、防衛相に対して行っていると話していました。

最近では、ブルーインパルスの展示飛行の問題もあり、そのことに関しても申し入れを行ったそうです。


 周辺自治体では、自衛隊機の騒音、住民の暮らしの安全、環境など、様々な問題を抱えていることも改めて、よく分かりました。

 

 


 情報が、報道されている以上のことがないということもあり、コメントを控える自治体が多くありましたが、調査に同行して、それぞれのところで、いろんなお話を聞けて、実態がわかったこともあり、勉強になりました。

また、各市町に共産党の議員がいる心強さを感じました。何より、さらに、その声を国へ届けるもとむらさんがいること!!市町・県・国の連携です!!



 

 そして、今年の夏行われる参議院選挙予定候補すやま初美さん!!愛知を軍医拠点化にさせない、愛知の若者を戦場に送らない!この声をさらに国会へ!


 さあ、いよいよ2月議会!!初の予算議会です。今日、調査、聞き取りしたことも生かして、県営名古屋空港の軍事拠点化への道阻止のために、しっかりと意見を言っていきます!!勉強しながら、県民の声を届けていきます。