8月4日~6日の三日間、広島で行われて原水爆禁止世界大会へ参加してきました。広島へは行ったことありましたが、世界大会は今回初参加でした。広島へ行って、被爆者や各地で活動している方達と交流して、平和と核戦争について向き合って、学びたいと思って参加しました。

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最初の日は、世界大会の開会総会に参加しました。全国から6500人の参加!!核兵器廃絶、戦争反対の思いでこれだけ大勢の方が全国から参加していることに驚きました。その人数が同じ思いで同じ場所にいるということに感動しました。各地でそして海外からも活動している人たちと交流して心強くもかんじました。

一番印象に残ったのは、ステージ上からの被爆者の方からの発言でした。「原爆が落とされて一瞬にして、私たちの暮らしが奪われた。戦争が終わっても、体や心の傷は消えない。何度も死の宣告を受けている。今も薬を飲んで、週に2回点滴を射ちに通っている。」体に一生消えないものを残す核戦争の悲惨さが伝わってきました。そして、「私の目の黒いうちに核兵器をなくす!絶対あきらめたらダメなんだ!Never give up!!」と力強い言葉に共感し、改めて戦争について、考えここでしっかり勉強して帰ろうと思えた開会総会でした。

二日目は分科会でした。私は、「青年の広場」という分科会に参加しました。全国の青年そして、被爆者の方と交流してきました。

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被爆者の方は「今までずっと被爆した話はしてこなかった。家族には今でも話さない。でも、語りべが少なくなっていく今、元気でいられるうちに話さないとと思い、体験を話すことにしました。」と言っていました。

その方は爆心地から1.5Kのとこで、被爆しました。塾に行ったときに原爆が落とされ、ピカッと光って隣の女の子は亡くなってしまったけど、自分自身は陰に隠れていて助かったと話していました。奇跡のような話です。
就職してから、差別を受けて「うつるぞ」と言われて辛い思いをしたと言っていました。6歳からの記憶は原爆のことばかりで楽しい思い出は何もないと。そして最後に、嫌なことは思い出したくないと話していました。

一瞬にして奪われた人生。被爆した方達は69年間私たちには想像もつかないようないろんな思いをかかえて生きてきたんだなと思いました。

私達が被爆者からのお話をきける最後の世代。青年のひろばで聞いた話や感じたことを伝えていって、たくさんの被爆者の方の思いを受け継いでいきたいとそして、同じことを二度と繰り返してはいけないと強く思えた分科会でした。

三日目は、8月6日広島へ原爆が投下された日。平和記念式典が行われました。

世界大会閉会総会へ参加しました。

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会が始まる前に、海外代表の方達と会場でお会いして写真を撮らせてもらいました。

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世界大会閉会総会。藩基文国連総長からのメッセージを国連のアンゲラ・ケイン軍縮問題担当上級代表が代読しました。

アンゲラ・ケイン


「核兵器をなくすことは世界の人々の利益となるものであり、将来核兵器が使用されない唯一の保障。この目標を実現すれば核の悪夢に悩まされることがなくなる。核兵器のない世界をめざす私達の共通のたたかいです」というメッセージでした。ケイン氏が読み上げたあと「核兵器のない平和で公正な社会を達成するまで努力しよう」と呼びかけていました。国境を越えて海外からの政府代表からのメッセージ言葉は違っても思いは同じで共通の願いをもっている、核兵器廃絶の運動の大きさがわかりました。

今回参加して、いろんな人達の思いや各地でがんばって活動している人達と交流できて楽しかったです。たくさん学ぶこともできました。がんばっていく力をもらったので、またここから活動に生かしていって平和学習もやっていきたいです。そして、私達が受け継いで次の世代に伝えていき、9条を守ってこれからも戦争をしない平和な日本でいられるようにしていきたいです。

閉会総会後、来年の県議予定候補三人で記念撮影!(^^)!

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会終了後、平和公園散策をしました。

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6日限定で折鶴が金になるそうです(^^)DSC_0956.jpg



充実した三日間でした\(^o^)/