前回はあまり知られていない悪阻の薬について書きました。



薬は自己責任ですし、個人輸入なんて怖い!
妊娠中そんな薬なんて飲みたくない!


って方はスルーしてくださいね。
当方悪阻が酷い方に絶対飲んで欲しいと思ってる訳では無いですし、批判してくださる方と争うつもりもありません。

ただ、死にたいと思うほど、実際餓死するかもしれないほど辛かった私の悪阻と、同じような経験をされて苦しんでいる方の、一縷の望みになったらいいなと思っています。




さて、イギリスではケンブリッジ大学にてずーーーっとつわりの研究がなされていますので、今日はその話を書きます。

(日本の産婦人科医療への愚痴が多いので見たくない方はスルーしてね。)




イギリス万歳!!
女王陛下万歳!!!
もっとやってくれ!!
行ったことないけど大好き!!
重症妊娠悪阻の民の希望の光!!





日本では、「つわり」はホルモンや代謝の変化などが要因であると考えられています。


妊娠によって黄体ホルモンのプロゲステロンが増加することで、

体内にガスが溜まりやすくなり吐き気や不快感を生じさせる、と。



またエストロゲン(卵胞ホルモン)

プロゲステロン(黄体ホルモン)

ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)

が嘔吐中枢を刺激することでつわりを引き起こす、と。



その他にも、ビタミン不足による代謝や血糖値が変化や、心理的なストレスや疲労などがつわりの原因とも考えられています。

まぁ、お母さんが栄養とらないから、食べないから、飲まないから、吐き気が強くなってくだけだよ!

ちゃんと食べなきゃ!

ってことですね。





まとめると、つわりの原因は、

妊娠したことによるストレス

妊娠に対する不安

栄養不足

血糖値の変化と

母体のホルモンの変化

HCGのが増えるせい!!



ホルモン以外を気をつけて、悪阻が軽くなるように頑張ったとして。


本当に?

HCGだけでこうなるの??

だったらさ、重症妊娠悪阻ってなんなのよ?

みんななってるはずなのに気持ち悪くない人がいるのはなんでなのよ?





HCGって妊娠したら全員が分泌されますよね。

胎盤作る過程でも沢山必要だから。


そしたら、多少の感受性はあるものの、

みんな同じレベルの吐き気があっても、

全く何も感じない人がいる中で死ぬ!!

というレベルまで吐き続けるのはピンキリすぎませんか??


え?それは個人差だから仕方ないよ〜って?

それってHCGに対する個人差でしょうか。



つわりのピークは妊娠8週~10週頃だとされていて、この時期は、妊娠ホルモンであるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)の分泌量がピークを迎え、つわりの症状も重くなるらしいじゃないですか。


ふつうなら。



妊娠15週頃には、つわり症状は次第に落ち着くのが一般的らしいじゃないですか。



ふつうなら。



全く吐き気を感じたことがない人と

死ぬほど苦しむ人がいるのは何故でしょう。

私はそれをずっと考えていました。

何かある。

ナニカアル

何か体で起こっている





日本では令和になっても全く研究進まず、


ストレスのせいだからリラックスして〜

気のせいじゃない?

上の子がいたら忙しくて気持ち悪さなんて感じてる暇無いでしょ!

甘えてるんじゃない??

胃腸が悪いんじゃない?

あ、逆流性食道炎だよね〜

ま、水飲めてればお母さんは死なないから!

ま、耐えるしかないでしょ〜笑

そのうち終わるから!

みんな16週には終わってるよ?

気のせいだって!



って考えられています。

点滴しに行ったら医療従事者にさえ、そう言われますよね。


まぁね、ふつうのつわりなら

そうなんじゃないですか。



たぶん普通のつわりはHCGとか、ホルモンのバランスとか、あると思いますよ。


吐いたって1日2.3回、ご飯食べられるなら生きられますし。

吐くのも食べづわりも、辛いものは辛いけどね!




本題に入ります。



最新のケンブリッジ大学の研究によると、

妊娠中の母親が胎盤を通じて胎児から受けとる特定のホルモンがつわりに関連している



ことがわかってきたらしいんですよ。


長年医学的に不明とされていたつわりの原因解明につながる研究結果であり、

妊娠前の女性にこのホルモンを投与することで、重いつわりを回避できる可能性が出てきたらしいです。


まじでか!?!?




その特定のホルモン、

その名も、



GDF15(成長分化因子15: Growth Differentiation Factor 15)




体内のストレスや異変に応答して産生されるサイトカイン(タンパク質)の一種です。


平常時には体内でほとんど産生されないけど、何か負荷がかかったときに増加する特徴があります。



例えば加齢や激しい運動、喫煙、がんなどの状況で体内のGDF15値が上昇することが知られているようです。

GDF15は細胞のミトコンドリア機能の状態を反映するとも言われ、

ストレスマーカーのような役割を果たす物質です。 



GDF15はTGF-βスーパーファミリーに属する分子で、近年、その働きとして食欲の抑制や悪心(吐き気)誘発に関与することがわかってきました。



体内でGDF15が増えると、脳の延髄にある嘔吐中枢(吐き気を感じさせる領域)に存在する受容体(GFRALという受容体)に作用し、吐き気・嘔吐や食欲不振を引き起こします。


これは例えば食中毒などで有害なものを口にした際、GDF15が上昇して嘔吐を促し、

体を守ろうとする防御反応に関わっていると考えられています。



実際、動物実験では抗がん剤による吐き気もGDF15の作用で説明でき、

サルを使った研究ではGDF15を中和することで嘔吐が大幅に抑制されたという報告もあります。



 そんなGDF15ですが、妊娠中にも大きな役割を果たしていました。

これまで妊娠前後でGDF15が大きく変化するとは考えられていませんでしたが、

最新の研究により「胎盤」がこの物質の重要な供給源であることが明らかになったのです。



妊娠すると新たに形成される胎盤や胎児由来の細胞が大量のGDF15を産生し始め、

母体の血中GDF15濃度は妊娠初期にかけて急激に上昇します。


つまり、GDF15は母体ではなく胎児側(胎盤)から作られるホルモンだということがわかってきたのです。

 実際、妊娠初期の母体血中に存在するGDF15の約99%が胎児由来であることが論文で報告されています。



赤ちゃんの成長因子が原因ってことぉ!?(_・ω・)_バァン



つわりの原因は胎盤を通してお子が出すホルモンか!!!!それに耐えられない、アレルギー症状が出て吐き気が起こってるのね!


腑に落ちますよね。

さっきのHCG理論より遥かに納得できますね。






胎盤がしっかり形成される妊娠9〜10週頃にGDF15値が非常に高くなり、これはちょうどつわりが最も強く出る時期と一致します。


このタイミングの符合と、GDF15の生理作用(吐き気を誘発する)が結びつき、「もしかしてGDF15こそがつわりの原因物質ではないか?」と考えられるようになりました。 





詳しく見ていきます。


2018年、

 遺伝子研究(GWAS)から、大規模な遺伝学研究(「Placenta and appetite

genes GDF15 and IGFBP7 are associated with hyperemesis gravidarum」)が発表されました。




妊娠悪阻を経験した女性の集団とそうでない人の集団を比較し、19番染色体上のGDF15遺伝子領域に関連する多型が妊娠悪阻のリスク上昇と有意に関連することが報告されました。


同時に見つかった4番染色体上のIGFBP7遺伝子と合わせ、いずれも胎盤の形成や食欲・悪液質(後述)に関わる遺伝子であることから、これが決定打ではないものの、ここで


「GDF15が妊娠中の悪心に関与している可能性」が初めて示唆されたのです。 



 2023年には、ケンブリッジ大学の研究で、

妊娠初期の女性でつわり症状が強いグループ(吐き気・嘔吐や食欲不振が顕著な妊婦さん約60人)と



ほとんど症状がないグループ(つわりが軽微な妊婦さん約60人)


の血液中のGDF15濃度を比較しています。



その結果、症状が強い妊婦さんでは血中GDF15値が有意に高かったことが確認されました。


さらに、採取した胎盤の分析から、


胎児側の細胞がGDF15の大部分を産生していることも明らかになりました。



これらの所見は、「胎児由来のGDF15が母体に作用して吐き気を引き起こす」という仮説を強く裏付けるものです。



面白いことに、上記研究では「妊娠していない時点での元々のGDF15値の高低」がつわりの発症リスクに影響する可能性も示されました。




具体的には、妊娠前の血中GDF15濃度が低い女性ほど妊娠悪阻を発症しやすい傾向があったのです。

言い換えると、非妊娠時にGDF15値が高めの人は、妊娠中にGDF15が急増しても比較的耐性があり、つわり症状が軽く済む可能性があります。





実際、先天的にGDF15値が高くなりやすいβサラセミアという血液疾患を持つ女性では、

妊娠中につわりを経験する割合がわずか5%程度と非常に低く、

同年代・同人種の一般妊婦での60%以上という頻度と比べて著しく少なかったという報告があります。





これはGDF15が慢性的に高い状態だと体が慣れてしまい、

妊娠でさらに増えても吐き気が起こりにくいことを示唆しています。


いいな!!!

高ければ私もつわりが軽かったってことぉ!?

(_・ω・)_バァン



さらに別の実験で、妊娠していないマウスに対し、


片方の群には長時間作用型のGDF15製剤を事前に投与し、

もう片方の群(対照群)には偽薬を投与しました。



数日後、両方の群に大量のGDF15をボーラス投与(急速投与)してみたところ、

対照群のマウスは食欲不振となり体重が減少したのに対し、

事前にGDF15を投与され慣らされていたマウスはほとんど通常通りに餌を食べ、

体重減少も抑えられたのです。


つわり出てるじゃん!!!!

妊娠してないのにね!!!?




要するに、あらかじめGDF15に暴露しておくと、その後GDF15が急増しても影響を受けにくくなる(耐性がつく)ことを示す結果で、


人間の妊娠において「妊娠前からGDF15値が高めの人はつわりになりにくい」

という所見と一致します。

この耐性の有無が、妊婦さんごとのつわりの差を生む一因と考えられるわけです。





上述の研究では、GDF15遺伝子におけるC211Gと呼ばれる珍しい変異にも注目しました。


この変異を持つと平時の血中GDF15濃度が低下するのですが、

そのような女性は妊娠悪阻を発症するリスクが約10倍にも上ることが判明しました。




まさに「妊娠前にGDF15が少ない→妊娠で急増した際についていけず重症化する」

という因果関係を裏付ける発見と言えるでしょう。







胎児由来のGDF15が母体にもたらす影響

と、

母体側の感受性(耐性)の個人差



という2つの要因が組み合わさって、

つわりの発症リスクと重症度が決まってくるというモデルが提唱されています。



言い換えれば、

「赤ちゃん(胎盤)がどれだけGDF15を出すか」と

「お母さんがGDF15にどれだけ慣れているか」



の組み合わせで、つわりの程度が左右されるということです。




この発見から派生して「つわりを予防・軽減する新たなアプローチ」も模索されています。


「妊娠前にGDF15への耐性をつけておく」

というアイディアです。



例えば前述のマウス実験にならい、

妊娠を計画している女性にあらかじめGDF15を少し増やすような処置をしておけば、


いざ妊娠して胎盤からGDF15が大量に出てもひどい吐き気を起こさずに済むのではないか、

という発想です。

実際、ある研究では糖尿病治療薬のメトホルミンが服用によってGDF15を緩やかに上昇させる作用を持つことに着目し、

妊娠前の女性にメトホルミンを投与してGDF15値を高められないかという臨床試験が進行中だと報告されています。



やりたい!!!やったらもうひとりいけるかも!?




GDF15は妊娠時のつわりだけでなく、

他の様々な病態でも注目されている物質です。




上述したように、GDF15はストレス応答性のサイトカインであり体内の異常を知らせるシグナルとして働きます。

そのため病気のときに増えることが多く、増えた結果として共通の症状を引き起こすことがあります。




特に重要なのが、悪液質(あくえきしつ)と呼ばれる病態との関係です。

悪液質とは、がんなどの慢性疾患に伴って起こる深刻な体重減少や食欲不振、

筋力低下の症候群で、進行したがん患者さんにみられるものです。




近年の研究で、この悪液質の発症メカニズムにGDF15が関与していることが示唆されています。



がん患者で血中GDF15が上昇すると食欲減退が生じ、結果的に体重が減っていくという流れです。



実際、GDF15は古くから「MIC-1」(マクロファージ抑制因子1)という名称でも知られ、がんの存在下で増加して食欲抑制作用を持つことが報告されてきました。

また、腫瘍から分泌される物質としても注目されており、血中GDF15が高いことががんのバイオマーカー(兆候)となる場合もあります。




他にも、抗がん剤治療(化学療法)を受けている患者さんでGDF15が急上昇し、それが吐き気・嘔吐の一因となっている可能性もあります。



前述の通り動物実験でGDF15を中和すると嘔吐が軽減したことから、

抗がん剤による吐き気止めとして抗GDF15療法が役立つのではないかという研究も行われています。




つわりと一緒じゃん(_・ω・)_バァン

いや、抗がん剤で苦しむのと、妊娠の悪阻の吐き気を一緒にしてはいけないのは分かっております。


頑張るベクトルが全然違うもの。

けど、命を懸けて耐えてるという点では同じレベルな辛さではないかと思っています。





このように、GDF15は妊娠に限らず広く「吐き気・食欲不振」を介した生体防御反応に関わる分子なのです。


ある意味、「体にとって好ましくない状況」



が発生したときにGDF15がスイッチオンになり、食欲を落としてまで対処しようとする――



それが妊娠初期には胎児を守るためにつわりという形で現れ、

がんの際には体を休ませるために現れる、

といった風にも解釈できます。




ここまで書いてきて、なるほどねぇ〜ってなりました。




夫から貰った遺伝子も入ってるから、

体内で作ってる子供が出してるホルモンが

母体とはレベルが異なるのはよくあること。



夫の遺伝子が強すぎたってことですね。

私には耐性がないホルモンを、

沢山作っても大丈夫な遺伝子を、

夫は持っていたんでしょうか。


あれ、そういや夫のお母さん、

義母ですけど、

そういや、3人産んで、悪阻全く感じなかったって言ってたぞ????


うちの母親は、入院するほどでは無いけど吐いてたって言ってたな。




ってことは、夫は義母から耐性を貰ってて、

お子がそれを継いでて、

私の体内で成長するうちに

そのホルモンが私の体に入ってきて


私の体は耐えられなくて、

重症妊娠悪阻になっとってことよね。




つまり夫のせいやな笑笑


子供が出してるホルモンに耐えられず、

アレルギー反応が出てしまうのであれば、

我慢せずその物質から出てくる炎症反応打ち消せばいいだけです。

つまり、抗アレルギー薬を服用すれば



つわりは軽くなる



ということですね。




アレルギー反応で起こる炎症を打ち消すだけなので、吐き気そのものを完全にゼロにすることは出来ないし、


飲んでも抗えない吐き気が襲うこともおうおうにしてあるとおもいます。



でも、それでも炎症を(嘔吐)少しでもかるくするなら、やばり海外の悪阻の薬はかなり理にかなっているのではないかと思いました。





なるほどね〜!!!!

( ˙꒳​˙  )ナルホドナルホド





長々書きましたが、以上です。

まとまりなくてすみません(´>∀<`)ゝ