今から32年前
団地に住んでいた時のお話です
ある夏の暑い日
当時3歳と1歳だった子供と、昼寝をしていると💤
お向かいのお婆ちゃんがたずねてきました。
そして
『ちょっとアンタ、死んでるか見てくれへんか?』と、、、
えっっ何!?ゴキちゃんですか
ボォーっとした頭でお隣の家に入ると…
そこには、、、
お爺ちゃんが寝ていました
そしてお婆ちゃんが、もう一度言いました。
『死んでるか見てくれへんか』
えっっ( ̄□||||!!
私の頭はまだボーッとしていましたが…
お爺ちゃんの体を触ると真夏なのに
温かさはなく
胸に耳をあてても何も聞こえませんでした
ゴキチャンだと思っていたら…
まさかのお爺ちゃんでした
救急と警察に連絡をして
気が動転しているお婆ちゃんの変わりに
事情を話した私
お婆ちゃんは暫くして、施設に入居する事になり引っ越して行きました。
でもこの話は、これで終わらず…
その後1人暮らしのお爺ちゃんが入居しました。
ある日、体調が悪くなりご自身で救急車を呼ぶも鍵を開ける前に玄関で倒れてしまい…
救急隊員の方がうちのベランダからお隣へ渡り、病院へ運ばれましたが
残念ながら亡くなりました。
そして…まだ続きがあります
再び1人暮らしのお爺ちゃんと犬が、引っ越しして来られました(ペット🈲でしたが)
雑種でしたが、とても賢い犬でした
ある夜、11時頃だったと思いますが犬が激しく吠えた事がありました。
その翌日から日課だった、お爺ちゃんと犬が散歩に出かける姿を見なくなりました
インターフォンを鳴らしても返答が無い…
犬は新聞受けから名前を呼ぶと、玄関へやってきましたが
人が動く気配はありませんでした
役員の人に連絡をしても、私にベランダから見に行って!と言ってくる始末…
なんでやねん!
2日ほどして
仕事から戻ると警官の姿と人だかりが…
お爺ちゃん、家の中で亡くなっていたそうです
犬が激しく吠えた時に、何があったんだと思いました。
ゴキブリかと思った事から始まり、お隣でまさかの3人連続お爺ちゃんが…と言う話でした
なぜかそういう事に、よく遭遇する私です