- 著者: Yurek Bogayevicz, 酒井 紀子, ユレク ボガエヴィッチ
- タイトル: ぼくの神さま
1942年秋、ナチス占領下のボーランドでは、
ユダヤ人の強制連行が始まっていた。
11歳のユダヤ人少年ロメックは、両親と別れ
農夫グニチオ一家のもとに隠れ住むところから
物語は始まる。
戦争という状況下の中、相手のことを思いやる気持ちは・・・?!
ロメックやロメックの周りの子供たちの心の動きを描いた
哀しくも感動のストーリー。
ぼくの神さま
映画にもなっていたが、内容はまったく知らず、
題名からこの本を手に取った。
戦争という背景。
なんとも言えない気持ち。
同じ状況下になったことはないから、簡単な事は言えない。
ただ、戦争は人をも変えてしまう恐ろしいもの。
親の愛情を知り、子供の強さを知る。
平和のありがたさをあらためて感じたな・・・・