娘たちの呪縛 | 西郷村に嫁いでみた!~ナホ吉の田舎嫁奮闘記

西郷村に嫁いでみた!~ナホ吉の田舎嫁奮闘記

関西生まれ関西育ちの外資系バリキャリ ナホ吉が、ひょんなことから福島県西郷村に嫁ぐことに・・・。ド田舎の長男の嫁としてやっていけるのか!?迫る来る親戚たちをかき分け 子供に誇れる村作りができるのか⁉️乞うご期待!

昨年の今頃は 乙女旦那の在宅勤務が半年にも及び

乙女旦那の在宅勤務のイライラと

海外長期出張への不安とで

 

夫婦仲が最悪でした。

 

 

すぐに怒って部屋に引き籠るので話し合いにならない。

ドアや床をドンドン鳴らして威嚇してくる

仕事と言って部屋に引きこもって 家事など何をするわけでもない(たまにいびきが聞こえるけど・・・)

長女のスポ少に必要以上に絡んでくる

 

 

 

ついには

 

これ以上タイ行きが先延ばしされるなら

もう 耐えられない。

とにかく 離れたい。

別居したい。

 

と泣きながら姑に話しましたのがちょうど一年前くらいでしょうか。


 

姑が鈍いのか 私がポーカーフェイスなのか 両方か


もしくは、会う人 会う人みんなに『先生んちはいいわね~』と羨ましがられていた生活が 実は危ういことを知って


姑は相当驚いてショックだったようです。

 

 

子供たちは クラスメイトの何人かが名字が変わる⇒離婚ということを知っていて

『お父さんとお母さんは 離婚するの?』

ということを聞かれたりしました。

 

 

私は子供と言えども 適当にウソをついて誤魔化すのはよくないと思っています。

口先で誤魔化しても、子供はだいたい解っているものです。

 

ですので 「解らないけれども そうなることもあり得る」 と答えました。

 

 

一方で 姑は 

子供には二親がそろっていないとダメで

母親は子供の為に 何があっても我慢すべし。

子供が不安に思うような発言はもってのほかで

誤魔化すのが最善 

と考えています。

 

 

ですので、私が『離婚もあり得る』と子供に言ったのが許せないようで

 

 

子供の前でそういうことを言うのは 親としてどうかと思う

 

 

と 子供を通じて 私に伝わるように言ってきます。

 

 

でも、息子に言ってもこじれるだけなのは解っているらしく

いや、もちろん、旦那が悪くないと思っているわけではないのでしょうが

旦那には言いません(子供もほとんど言わない)。

 

 

なので、

「おばあちゃんが 子供の前で喧嘩するのはどうかと思う と言ってたよ」

と 私に言ってくる次女に対して

 

 

うん、それは解るけれども

じゃあ、お母さんはずっと我慢しなきゃいけないのかしら?

 

お父さんが話を聞かないのも

すぐ怒鳴って部屋に引きこもるのも

寝っ転がって何もしないのも

 

全部 お母さんは我慢しなければいけないのかしら?

 

ずっと 次女や長女、お父さんやおばあちゃんの為に生きなきゃいけないの?

お母さんの人生は お母さんのモノなんですけれども?

 

と 言いました。

 

 

すると 次女も

 

「うん、確かに それは お母さんにだけ言っちゃダメだよね。

でも、次女は お父さんとお母さんに離婚してほしくないんだ」

 

と言って それ以上は言ってきませんでした。

 

 

もちろん、子供にそういう悲しい思いをさせているのは 親として申し訳ないと思います。

 

 

ただ、私の姿は 未来の娘たちでもあるんです。

 

 

戦中生まれの姑の価値観を是として受け入れれば

 

それはそのまま 娘たちの呪縛になります。

 

 

「母親は 何があっても 子供や旦那の為に我慢しなければならない」

 

「長男(とその嫁)は 家を守らなければならない」

 

そういう呪縛を 娘に遺したくない。

 

 

 

もう少し 娘が大きくなれば 解ってくれるのかな・・・。
 

 

 

 

■玄米ピザのナホキッチン■

 

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       福島県西白河郡西郷村熊倉字折口原146

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