本当はもう3ヶ月くらいは、栄の整形外科には行かないつもりだったが、頭の隅で常に気になり、今日の午後診でまた、栄に行ってきました。空は曇っていたけど何とも云えない蒸し暑さに身をまとわれてる感じだった。


午後診は私が1番だった。当然だ。開院の2時間前に整形外科には到着していた。セブンでアイスコーヒーを買い込んで、廊下の長椅子にダラリと座った。そこで、スマホやコーヒーを広げて、1人の時間を楽しんだ。本当に誰も来ないので、TickTokを音量デカメにかけた。誰かに文句言われたら謝れば良い。


スマホをしてると2時間なんて、あっという間に過ぎる。整形外科の担当医が、1人ご機嫌な私を見て、「ずっと待っていたの?」と驚いていた。「もう扉を押して入って来ても良いよ」と言われ、そうした。


でも、いざ診察室の前に座ると、嫌な心臓のドキドキ音がして来る。そう。私はヘタレなんだ。本当に針が苦手だ。「奈歩さん〜」と看護師が私の名前を読んだ。(ええ?もう?早いよ…


凄く軽いドアを開けて私は、診察室に入る。整形外科医が優しく座っている。先生は、せかせかした私と違って、のんびり屋さんだ。性格が正反対だから合うのかなあ?分からない。先生「今日はどうされましたか?」私「思い切って膝に溜まった水(関節液)を抜いてもらおうと思って来ました」先生「分かりました。先ずはレントゲンを撮りましょう」私「お願いします」


レントゲンが終わり、また待合室の椅子に座っていると名前を呼ばれ、診察室に入ると、沢山の私のひざのレントゲン写真が飾ってあった。一通りの先生の説明を聞き、私は先生に問うた。私「すみませんが、レントゲン写真から膝に水(関節液)が溜まってるのか分かるのですか?」先生「いや、分からんよ」私「!?」(何やそれー?と心の中で叫んだ!)先生「でもね、何とか何とか〜だからね〜」私の頭は真白けだった。先生の言ってる話が理解出来ない。気がつけば先生は「水(関節液)を抜く事はしなくても良いが⭕⭕は念の為に、打っておこうね」私「!?」良くわからない⭕⭕を膝に打たれた。打たれた瞬間、膝にビビビと嫌な痛みを感じた(一瞬だが…)とにかく、気がつくと私は診察室を後にしていた。後から来たクエスチョン。「えええー私はいったい何を打たれたんだろう?」全然思い出せなかった。暑いからか?脳がもやもやしていた。