気がつけば親のいない施設に育てられていた、三浦春馬、綾瀬はるか、水上あさみの3人。


この3人を巡り物語は冷酷に進み始める。幼い頃、三浦春馬と綾瀬はるかは淡い恋仲であったのだが、それを良くない、と思った綾瀬はるかの親友である水上あさみは、強引に三浦春馬を彼氏にしてしまう。けれど気弱な綾瀬はるかは、何も言い返せない。このTVドラマは、こういう場面の連続なのだが、私とは正反対の綾瀬はるかのイジイジした性格に、本当にTVを叩きたくなるほど腹が立つ私。


施設の卒業を前にして校長が生徒に向かって恍惚とした表情で言う「あなたがたは選ばれた子なのです!生まれながらに使命を持ってます!あなたかまたは天使なのです!!」と。なに?胡散臭い話になって来た?天使?使命?選ばれた子私は早く次が見たかった。三浦春馬とその恋人水上あさみ、そして単身の綾瀬はるかの3人で次にお世話になる共同民間アパートへ移り住んだ。そこはハーレム。部屋のあちこちで男女が朝からおっぴろげている!?最初は驚いた綾瀬はるかだけど、段々その異様な状況慣れてきた。人間慣れは恐ろしい。ホー⭕レスも、総理大臣も3日やればやめられないそうだ。

しかし、三浦春馬と水上あさみの部屋から、喘ぎ声が聞こえた時、綾瀬はるかの理性は吹っ飛んだ。寂しい!誰でもいいから私を抱いて!そんな気持ちを見透かすように、アパートの先輩が綾瀬はるかを優しく抱いた。

綾瀬はるかのなりに、その先輩を好きになっていった矢先、例の【あなた方への絶対的使命命令書】が先輩に届き、綾瀬はるかを置いて出てしまう。また1人に戻る綾瀬はるか。

色々あり、ここでは暮らしていけないとやっと(遅いよー)決心した綾瀬はるかは新しいアパートへ引っ越しをする、その事実を知った時の水上あさみの発狂騒ぎ…。多分綾瀬はるかと、水上あさみは「共依存」の関係にあったようだ、と思われた。

そして三浦春馬と水上あさみも破局する。年月は過ぎ【あなた方への大切な使命】(それは生きた人間からの欠損した内臓を持つ待つ人への臓器移植の話だった)そこには、「臓器提供者」の名前には「三浦春馬」「水上あさみ」両名があり、既に生きたままの臓器提供が進んでいる様子だった。その弱り果てた両者を冷ややかな目で見る「介護人」の浅瀬はるか。

このような「地獄の果て」のような舞台で、新たなる3人の物語は続く。

■とにかく、グロいけど、久しぶりに見応えある内容のTVでした。興味を引いたら見て下さい🙏