私の知ってるうさぎカフェは、

全然変わっていなかった。

下駄箱で靴を履き替え、

受付で餌を買って中に入る。


ドアを開けると、うさぎ達が

迎えてくれる。


スタッフさんが来て

「すいてるので好きな子を指名

して個室にどうぞ!」と

言われた。


大人しそうな、ロップイヤー

(たれ耳うさぎ、茶色)の子

にして、個室な入った。

閉塞恐怖が軽くある私は、

軽くため息をついた…

たれ耳うさぎはじーっと

置き物のように動かない。

だから、撫で回していると、

気持ち良さそうに白目を

むいて寝てしまった…


私は撫でると起きると思い、

個室でじーっとたれ耳が

起きるのを待った。