スーサイド・クリフとバンザイ・クリフ | 吉乃菜穂オフィシャルブログ「なほの人参日記」Powered by アメブロ

スーサイド・クリフとバンザイ・クリフ

バンザイ・クリフはサイパン島の最北端にある歴史に残る断崖絶壁。

 

逃げ場を失った日本兵や民間人が、

 

「生きて捕囚の辱めを受けず」と次々にバンザイ」と叫びながら海に身を投げた場所です。

その数、約一万人と言われています。

1944年のことだから、今からたった65年前のことです。

 

 

私はここではなんだか写真を撮ることができませんでした。

 

 

海も真っ青で本当に綺麗な場所。

 

 

どんな気持ちでこの美しい海に沈んでいったのでしょうか。

そしてこの海の底には未だ発見されない遺骨が眠ってるのでしょうか。

どうか、安らかにお眠りください。

 

 

慰霊碑がほんとうにほんとうに沢山あって、どれを読んでも真っ直ぐな感情に心を打たれ切なくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーサイド・クリフはマッピ山頂の標高249mの断崖。

 

 

 

 

 

 

 

ここからも、バンザイ・クリフと時を同じくして多くの日本人と民間人が身を投じました。

スーサイド「自殺」というところからこの名前で呼ばれています。


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眼下には豊かな緑が広がっていますが、崖スレスレまで行くと足がすくむぐらいの高さです。

 

 


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慰霊のための、小さな公園。


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十字架と組み合わさった観音像は世界でも珍しいそうです。

 


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いま私がこうしていられるのは全て平和なこの時代に生まれたから。

 

 

 

 

 

戦争で犠牲になった人たちのおかげでもあるわけです。

 

 

もしいま、

 

戦争だったら

お仕事できないどころか

愛する家族や大切な人たちを失ったり

自分が死ぬことだってありうる。

 

 

そう考えると自分はなんて幸せなんだろうってそれだけでもう涙が出てきますね。

 

 

 

 

 

 

 

二十世紀は戦争の世紀でした。

 

 

 

 

 

でもまったく戦争ってなんだったんだろうね?

 

 

 

人間は本来どっちが上とか下とかなくて

 

 

 

みんな違ってみんなそれぞれ良いところがあるわけで

競ったり争ったりしてもなにも生まれない。

 

たとえ戦争に勝ったとしても、犠牲者の数を考えると本当の意味で勝ったとは言えないんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

「人間はみんな神の子」って言うやん?

それを忘れたから戦争が起こったんだよね。

 

でももう十分なんで。

 

見せかけの強さとかそんなんいらない。

本当に強いのはじっと耐えて周りを明るく照らす人やと思う。

 

 

 

家族とか大好きな人達に赤紙がきたら私はリアルに半狂乱になる自信があります。

 

 

 

 

 

幸い私達の国は憲法9条でこの先ずっとそんなことは起こらないと保証されてます。

 

 

よね??

 

 

私達の国だけじゃなく世界中が平和でありますように。