3/25 経済学者は自著焚書を急げ
 おそらく5年後、否、3年後、いやひょっとすると1年後には日本のマスゴミは自分達が現在声高で唱えている意味不明の呪文、即ち、「脱デフレ」とか「2%インフレ達成」とか「インフレで景気回復」とか「円安で輸出拡大」とか「円安で景気拡大」とかを垂れ流した戦犯捜しに追われることになろう。
 喧伝と拡声、宣撫・広報に努めたのはマスゴミ自身に他ならないが、まずは自分のことは棚に上げたところから出発するから永久に真犯人には到達しない。
 その頃には既に経済学者も経済評論家も経済コメンテーターも宗旨替えして「脱デフレ」とか書き散らした自身の著作やブログの類は悉く書き換えるか削除・抹消していることだろう。自著焚書、自己改竄、自己整形。
 下手すりゃ、神保町や神田の古本屋を駆け回って一山50円で売られている自分の古本を買い集める嵌めになる。アマゾンの古本市に載っている著作も全部買い占めだ。自分の買い占めで自分の古本価格が跳ね上がったりして。アホでもようせんわ。
 既に我々低所得者層は物価高に悲鳴を上げ始めている。この冬の灯油の高さといったらどうだ。リッター55円だったのが99円になっている。倍だ。灯油のポリタンク4個を満タンにすると7600円とか7400円とか支払う事になる。設置型の家庭用灯油タンクに至っては200リッター入るから給油1回の金額がタダ事じゃない。堪まらんよ、オジさんは。電気も瓦斯も値上りしている。容赦なしだ。各家庭の水道電気光熱費の支出が1.5倍から2倍に上がっているのではないのか。
 水道光熱費が倍になったって収益には無関係なのよ。ゼーンゼン。しかも水道光熱費は生存のためには不可欠だ。そもそも政治の役目は生活のためのユーティリィティを確保し、インフラコストを下げることにある。生存コストを高めるなら政治になってないし、政治家は不要だ。
 何でこんな目に遭わにゃならんかと言えば、何のことはない。何処かの國のお偉い政府が何をトチ狂ったか血迷ったか、自ら自国通貨の価値棄損、自国通貨安政策という、前代未聞・空前絶後の珍政策・常識外れの金融政策をやらかしたことが原因だ。これだけ原因と結果の明確な経済現象は近来稀だ。此れまでも、又将来に渡っても自国通貨でエネルギー資源や原料や食材を購入して生活する他ないのは明々白々なのに、その大切な自国通貨を価値棄損して値打ちを下げれば、輸入の全てが高騰して生活が苦しくなるのは猿でも分かりそうなものだろうに。オツムの弱いのはお互い様だが、猿でもこんな悪さはしない。猿以下と言われても仕方ない。
 ご先祖様が今の世にお戻り遊ばしたら、開闢(かいびゃく)以来の国辱政策、驚天動地の恥辱政府として、怒り心頭、憤怒沸騰でお顔が朱に染まって血管が怒りで膨れ上がることだろう。なぜか東大寺南大門の金剛力士像がイメージで浮ぶ。
 阿〇総理のブレーンを以て任じる「ハマコー」じゃない濱〇教授、悪いことは言わん早いとこ自著の隠匿・覆滅を図っておかれた方がいい。何故かというと、過去の経験則に照らすとA級戦犯は見逃されて、B級C級戦犯が槍玉に上るケースが多いのである。黒〇氏とか岩〇氏とかのA級戦犯は堂々と次の天下り先に移り、B級C級戦犯クラスがスケープゴートとして主犯の栄誉に浴する虞(おそれ)が大なのである。