12/20 デフレでOK 白川総裁と安部総裁のタッグでベスト
デフレ脱出だと。脱出せんでええわ。我々低所得者層にとっては、デフレで不利になることは何も無い。
デフレとは「物価の持続的な下落」のことだ。
デフレの何処が悪いんだ。
我々貧乏人にとって物価が下落してくれているから、何とか生きていけているのだ。私も金がないから、88円の缶チューハイと290円の海苔弁当で夕食終わりの人生だが、デフレだからこの値段で辛うじて息していられるのだ。
インフレとは「物価の持続的な上昇」のことだ。
給料が上昇するのではない。
経済が成長するのではない。
インフレとは、ただ物価が上昇するだけの話だ。
給料が上昇しないのに、缶チューハイが200円になって海苔弁当が600円になったら、貧乏人は損するだけだろう。
言ってる私自身が恥ずかしいが、勤労者も経営者も「経済を成長」させるのが共通の目的だろう。経済が成長する過程で、需要に供給が追いつかないと、物価上昇(インフレ)という現象が発生する場合があるというだけのことだ。
インフレとは、経済活動に伴う現象であって、目的にするようなものではない。インフレターゲット、だと。分かったような寝言をこくな。オツムは猿以下だ。
従って、経済が成長しながら、供給が需要に対応して足りていれば、インフレでなくデフレと云う事も充分あり得る。技術革新による価格の大幅下落、円高による輸入品の価格下落を伴えば、経済が成長しながら物価の総体的下落という事があって何ら不思議ではない。

経済成長率5%

給料上昇率4%

物価上昇率2%

これなら分かる。しかし、

経済成長率1%

給料上昇率0.5%

物価上昇率2%

なら、差し引き1.5%、手取りが減っていくのとほぼ同じだ。

去年は卵が100個買えたのに、今年は98.5個しか買えない。この減少率が「持続的」に発生するのがインフレということだ。

因みに現状は、以下に近い。現状は実質手取りが1%上昇しており、特に貧乏人に対して「優しい」。

経済成長率0.5%

給料上昇率0%

物価上昇率-1%

私も、白川総裁も安部総裁も個人的には二人とも好きである。
一方で、株やら投資信託やらを大量に抱えた金持ち諸氏が、4~5年前の安部総理時代に達成した株価平均1万8千円の再現を期待しているのは痛いほど分かる。
だからこそ、良識があり聡明で清廉なる白川総裁と安部総裁が二人でタッグを組むべきなのだ。

無節操無制限な金融緩和論者や、外債購入論者などを日銀総裁にしたら日本経済の土台が崩れ経済の足腰が弱体化する。成る程、インフレになるかもしれないが、日本経済そのものが弱体化したら、日本経済そのものへの信頼が揺らぎ、日本経済への投資が集まらないだろう。結局、株価の上昇期待も画餅で終る。
むしろ、もう4年白川総裁を継続して、世界に於ける日本経済への信任を確固不抜とすべきなのだ。