仕事は人だ。
仕事は人の心だ。
子どもと、保護者と、関係機関の人と接する機会の多い仕事だからこそ、
こんなふうに思うようになったんだろう。
仕事は、マニュアルじゃない。
マニュアルはもちろん大事だ。
優れた保育者がいたとして、それを伝えられるように詳細にマニュアルを作っても、
その人にはなれない。
マニュアルを作れば例外がうまれる。
例外があったとき、どうするかは、やっぱりその保育者にしかわからないだろう。
もっとも、マニュアル化しやすい事務的な作業でさえ、マニュアルを作れば例外がうまれ、
サポートする体制が必要になる。
そして、マニュアルに書かれていることを実行するかしないかを選ぶのは、
マニュアルを参照して仕事をする”人”だ。
人は納得しなければ動かない。
自分で疑問に思ったことがあって、ふと立ち止まったときに、
マニュアルに書いてある通りにやるのか、
自分の信念に従ってマニュアルには従わないのか、
決めるのは”人”だ。
決められた作業をただひたすら行うのであればコンピュータに任せたほうが
間違いないだろう。
人間って、奥が深くて、面白い。